トヨタ S-FRコンセプトが東京モーターショー2015でワールドプレミア

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トヨタがS-FRを出展、1.5Lエンジン搭載のFRスポーツクーペ

トヨタはコンパクトFRスポーツのコンセプトモデルを10月30日に一般公開される東京モーターショー2015でワールドプレミアさせる予定となっている。

(写真はS-FR)
S-FR

トヨタが86より小さなコンパクトFRスポーツを開発中であることは、これまで何度かレポートしてきた。S-FRのモデル名はコンセプト段階であるため市販型では別車名となる可能性もある。既に米国においてトヨタは、S-FRの商標登録を済ませており、同市場ではサイオン S-FRの車名での市販となることが予想される。

S-FR リアコンビネーションランプ S-FR 2ドアクーペ

S-FRのSはSupra(スープラ)を意味するのではとも噂され、スープラ後継モデルの登場を期待する声もあった。しかし実際には、SはSmall(小型)を意図するものであったと考えられる。

S-FR フロントグリル S-FR リア

S-FRは全長4m未満のコンパクトなボディサイズ、ロードスターからコンポーネント流用の可能性も

S-FRのボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mm。ホイールベースは2480mmとなる。搭載されるエンジンは1.5Lクラスのガソリンエンジンで、トランスミッションは6速MTの設定となる。シート配置は2+2座の典型的な2ドアFRクーペのスタイルとなる。

S-FR フロントバンパー S-FR バック

S-FRとして完成度の高いコンセプトモデルが出展されるほど開発は進められていたのだが、市販計画は一旦白紙に戻されたとも言われている。その原因はマツダとの提携にあるという噂も。つまりマツダ・ロードスターのコンポーネントの一部をS-FRに流用すれることができれば、トヨタの独自開発よりもコスト面、パフォーマンス面でのメリットが享受できるのではというのである。そのためにはS-FRの開発を一度最初から見直す必要があるわけだ。

S-FRインテリア S-FRシート

S-FRは今回のトヨタ出展車の中でも特に注目を集めるモデルになるだろう。ただし、市販に至るにはまだ時間がかかりそう。主力グレードで200万円未満の車両価格が期待される。

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