トヨタがプロボックスとサクシードのマイナーモデルチェンジを発表、CVT化

トヨタ

新型プロボックスとサクシードはフロントデザインを大幅変更

トヨタのビジネスカー、プロボックスとサクシードがマイナーモデルチェンジを受け2014年9月1日より発売されることが発表された。

(写真は新型プロボックス)
プロボックス後期モデル

プロボックスとサクシードは2002年より大きなモデルチェンジが行われることなく販売されてきたが、今回のマイナーモデルチェンジを以って後期モデルに位置付けられることになる。

プロボックス後期型 トヨタ プロボックス 後期型

新しくなったプロボックス、サクシードは、大幅に変更されたフロントデザインが特徴的である。
フロントバンパーはヘッドライト下部に接するエリアのみが未塗装となり、グリルデザインも変更された。ヘキサゴングリルのスバル顔を野暮ったくしたような印象である。

(写真は新型サクシード)
サクシード後期型

後期型プロボックスと後期型サクシードはパワートレイン改善で燃費性能が向上

新しくなったプロボックスとサクシードは、燃費性能の向上といった正常進化も盛り込まれる。

トヨタ サクシード後期モデル サクシード後期トランク

プロボックス後期モデルに設定される1.3L車のJC08モード燃費は、16.8km/Lから17.6km/Lへ向上。パワートレインに変更があり、前期モデルでは2NZ-FE型エンジンと4速ATが搭載されていたが、後期モデルでは1NR-FEとCVTの組み合わせが採用される。この手の商用バンは信頼性と経済性が重視されるゆえにトルクコンバーター式ATが搭載されることが多かったが、CVTも商用車に採用されるほどに熟成が進んだと考える。ちなみにライバルの日産・ADでは、昨年の2013年モデルよりCVT車がラインアップされている。

また、プロボックス後期モデルおよびサクシード後期モデルの1.5L車のJC08モード燃費は16.2km/Lから18.2km/Lへ向上した。1.5L車にもCVTが採用された。

消費税込みの車両価格はプロボックスが131万7600円から、サクシードが143万7382円からとなる。

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