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2013年プリウスはカスタマイズ性で勝負
現行の3代目プリウスは2009年にZVW30型としてデビュー。
既に二年半を過ぎる時期に来ているものの、2万台/月ペースで販売される勢いは衰えておらず、昨年2011年の売上台数は国内ナンバーワンの252,528台という記録を残している。
そんな大人気のプリウスだけに、最近ではかなりの台数が街中に溢れてきている。
プライベートカーとして、そろそろプリウスを選ぶことを敬遠するユーザーも出始めているほどだ。
そういった流れを打開するため、2013年モデルのプリウスは内外装のカラーリング選択肢を増やし、カスタマイズ性を充実させたラインアップとなる。
2013年モデルのプリウスの発表時期は2012年10月頃とされている。
2013年プリウス、小変更に期待外れ
2013年モデルのプリウスは、内装パターンに3タイプが追加される。
1つは現行のアクア色をベースに、シートをバイオレットとのツートンカラーにした、アクア&バイオレット。
2つ目は、これまで北米仕様のみの設定だったグレージュ内装が日本国内版にも導入される。また、ダークブラウンとブラックのレザーシートを組み合わせることも可能になる。
最後に3つ目は、ラメ入りブラックとバイオレットを用いた内装になる。
この他、内装の樹脂フィニッシャーは、カーボン調を含めた数タイプからの選択が可能になる。
エクステリアでは、ドアハンドルとドアミラーにメッキパーツの設定がなされ、ボディー同色との選択となる。
また、見えない部分としては、AC100Vの給電装置が追加される見込みだ。ハイブリッドシステムの大容量バッテリーの電力を家電製品に使うことが可能になる。
…と、正直に言えば、期待外れの内容。
少なくともフロントグリルとヘッドライト回りの思い切ったフェイスアップがなければ、街中プリウスだらけのネガティブイメージを払拭するほどのインパクトはないのでは。
2013年プリウスはG’sプリウスにもヒントあり
既にG’sプリウスとして、プリウスのカスタマイズモデルが発表されており、GAZOO Racing チューニングによるスポーツコンバージョンシリーズとして、284万円から発売されている。
写真のように、一般向けとは言い難いレーシング調のカスタマイズカーではあるが、そこには2013年プリウスのヒントがあった。
内装選択の一つであるカーボン調は、上の写真のような雰囲気になると考えられる。
2013年プリウスは専用ペイントされたホイールが選択可能になるという情報もあるのだが、上の写真のようなものを指しているのだろうか?
ちょっと一般向けではない選択オプションだ。
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