新型ハリアーが好調、発売1ヶ月の初期受注が約2万台、内ハイブリッド約8千台

トヨタ

フルモデルチェンジした新型ハリアーが大人気、初期受注2万台

昨年2013年11月にニューモデルへフルモデルチェンジした新型ハリアーの受注が好調となっており、納期に大幅な遅れが出ている。

新型ハリアー

トヨタのミドルサイズクロスオーバーSUVは、上級車のレクサスRXを筆頭に、普及車のRAV4、さらに発売予定のレクサスNX、というのが北米を中心とするグローバル市場でのラインアップとなっている。
対する日本市場では、あえてRAV4のフルモデルチェンジを先延ばしし、新型ハリアーを日本専用車として投入した。これは、これまで日本市場で築き上げてきたハリアーのブランド力にあやかった戦略と言えるだろう。

新型ハリアー 内装

新型ハリアー、発売1ヶ月で2万台の初期受注を獲得、上級モデルが人気

トヨタは新型ハリアーの発売後約1ヶ月間の受注台数を発表した。2.0Lのガソリン車が約1万2000台、2.5Lハイブリッド車が約8000台と合計約2万台の受注となり、これは月販2500台目標の8倍に相当するものである。

(ハリアー 2.0Lガソリン)
ハリアー 2Lエンジン

内訳を見るとハイブリッド車よりガソリン車の方が好調のように見えるが、これはハリアーハイブリッドの発売がガソリン車よりも遅れていたためである。今後はハイブリッド車がメインに売れていくことになり、2014年1月末には計3万台の受注を超えることが見込まれている。

新型ハリアー

今からの契約では納車時期は2014年9月頃となっており、納期は8ヶ月待ちという大幅な遅れが出ている状況。その原因はプレミアムとプレミアムアドバンスドに設定された専用アルミホイールにあるようだ。新型ハリアーは従来モデルよりも車格が下げられており、お手頃感のある価格帯となった。その分、上級グレードを求めるユーザーが増えている。

新型ハリアー トランクルーム

ここまでの反響を見る限り、日本専用車としてハリアーを設定したトヨタの戦略は大当たりと言えそうだ。

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