次期【スイフト】フルモデルチェンジ2022年夏予想、スイスポは2023年、48Vハイブリッド日本導入の可能性は

スイフト

スズキの小型ハッチバックカー、スイフトのフルモデルチェンジが2022年夏頃に実施される見込み。

スイフト スポーツ

4代目スイフト スポーツ

現行スイフトに本格ハイブリッド無し、2022年夏のフルモデルチェンジで用意できるのか

国内の小型ハッチバックカーのセグメントは、昨年2020年からフルモデルチェンジのラッシュとなっている。既にトヨタ・ヤリス、ホンダ・フィット、日産・ノートといったモデルが新世代型に切り替わっており、直近ではトヨタ・アクアがフルモデルチェンジを受けて二代目に切り替わったばかり。これらライバルモデルは、一部でガソリンエンジン仕様が残されたものの、販売の主力はハイブリッドに移りつつある。

新型アクア

新型アクア

そんななか現行のスイフトでは、ライバル車と対抗できるような本格的ハイブリッドモデルをラインアップできていない。

国内向けスイフトには2つのハイブリッドモデルが用意されているが、HYBRID SZグレードが10kWモーター、HYBRID RS/MGグレードが2.3kWモーターで構成され、いずれもマイルドハイブリッドに相当するシステムである。

スイフト カタナ

現行スイフト カタナ

モーター出力の比較だけでも、ヤリスハイブリッド/アクアが59kW、フィットハイブリッドが80kW、ノートが85kWというなかであるから、スイフトのハイブリッドがいかに簡易的なものであるかを窺い知ることができる。

今後の排出量規制の達成のためには、スイフトのような販売台数の多い車種に、本格的ハイブリッドもしくはEVを導入し、その販売比率を上げることが重要になってくる。

ソリオの2020年末フルモデルチェンジでは、10kWモーターのハイブリッドは継続採用されなかった

スズキのラインアップでは、2020年末にソリオがフルモデルチェンジを受けていたが、そこでは10kWモーターのハイブリッドは廃止となり、2.3kWモーターのハイブリッドのみがキャリーオーバーとなった。こういった経緯から、現行のHYBRID SZグレードで採用されている、10kWモーターのハイブリッド車は次期スイフトでは廃止されるだろう。

スイフト リアコンビネーションランプ

可能性としては、別途、本格的なハイブリッドシステムを開発しているため、10kWモーターと5速AGSのハイブリッドの開発、改良が終了となっていることが考えられる。

2020年の欧州スイフトスポーツ48Vハイブリッド、2023年の日本導入の可能性は

罰金を伴う厳しい排出量規制により、欧州ではコンベンショナルなガソリン車の多くがラインアップから姿を消していった。そんななか、昨年2020年に欧州で導入されたのがスイフトスポーツハイブリッドである。欧州で採用実績が多い48Vシステムを採用しているのが特徴だが、その仕様をよく見ていくと、直列4気筒の1.4Lターボと10kWモーターの組み合わせによるもので、あくまでマイルドハイブリッドと呼ばれるレベルのシステムに留まっている。

スイフト スポーツ

4代目スイフト スポーツ

残念なのが、0-100km/h加速の公称値が、従来型の8.1秒からハイブリッド車は9.1秒へとスペックダウンしていることである。

燃費性能に関しては、従来型の47mpgからハイブリッド車は50.1mpgに、そしてCO2排出量は従来型の135g/kmからハイブリッド車は127g/kmとなっており、いくらかの改善は見られる。ただし、その幅は小さい。

このスイフトスポーツハイブリッドのパワートレインを次期型日本仕様での採用を期待する声もあるが、果たしてそれほどの価値のあるものだろうか。日本でも商品力を持てるものであるのかについては疑問がある。

次期スイフトの発売時期は、通常スイフトのフルモデルチェンジから約1年遅れとなる2023年秋頃が予想される。

新型スイフトスポーツ

4代目スイフトスポーツ 欧州仕様

スイフトRStを後継する1.0Lターボの復活は無さそう

国内の規制に着目すると、将来の大きな課題となりそうなのが2030年度の燃費規制である。2016年度に対し約3割の改善が求められることになる。なるべく早くストロングハイブリッドモデルを普及させ、そしてEVモデルの販売比率も増やしていくことが、メーカートータルの新車販売台数でCO2排出量を削減していく、現実的な手段となっている。

ただし、スイフトシリーズのフルモデルチェンジ時期となるであろう2022-2023年の段階では、現行型1.2L NAエンジン車を後継するコンベンショナルエンジン車も低価格モデルとしてラインアップが残されるはず。

スイフト ジュネーブモーターショー2017

そして、昨年2020年まで販売されていたRStグレードを後継する直列3気筒の1.0Lターボエンジン搭載車については、ラインアップ復活の実現は難しいだろう。ダウンサイジングターボエンジンは、そもそも欧州のルールと相性が良かったわけだが、これからのEV偏重のルールのなかでは、さらなる開発、改良していく意義を失っている可能性がある。

スイフトのフルモデルチェンジ、プラットフォームのHEARTECTは第2世代へ

スズキのプラットフォーム技術のHEARTECTは、スイフトには2016年末発表の現行型から採用されてきた。滑らかな骨格構造の採用と、高張力鋼板の多用により、補強部品を削減。大幅な軽量化を実現したHEARTECTの技術もさらなる発展を遂げ、第2世代に進化することになる。

スイフト ハーテクト

次期スイフトでは、現行型上回る軽量化が期待される。

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