スズキ・ランディ復活、日産からセレナの車体が供給されOEM販売

スズキ

OEM車ランディが継続、日産からセレナが車体供給されスズキでも販売

スズキの3列シートミニバン、ランディが国内ラインアップに復活する見通しとなった。

(写真は日産・セレナ)
新型 セレナ

スズキ・ランディは日産セレナの姉妹モデルとして、2007年よりOEM販売されてきた。その代わりとして、日産はスズキから軽自動車の車体供給を受けて販売してきた実績がある。

セレナ フロントグリル

ただし日産は三菱との協業以降、軽自動車を三菱生産のものに切り替えていく動きがある。そんななか、ランディのOEM供給が継続されるのかが危ぶまれたが、2016年12月にフルモデルチェンジしてラインアップに復活することになった。

ランディの割当台数はわずか月間200台、標準グレードのみでハイウェイスター相当は無し

ランディのオリジナルであるセレナは2016年8月にフルモデルチェンジを受けており販売が好調となっている。パワートレインは簡易型ハイブリッドのS-HYBRIDが主力で、本格ハイブリッドを搭載する同クラスのトヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアよりセレナは後発ながらも燃費性能は劣る。しかし、セレナは自動運転技術のプロパイロットを装備したことが功を奏し、10月の月間販売台数として12408台という結果を出している。

セレナ リアコンビネーションランプ

そんなセレナをランディとしてスズキブランドで販売していく必要性は日産にとってあまりなさそうだが、今後もスズキとの関係性が重視されたのかOEM関係は継続される。ただし、月販200台規模にとどまるようで、ハイウェイスターを除く標準グレードのみが対象となる。せめてプロパイロット搭載グレードはランディでも導入して欲しいところであるが、追って情報を報告したい。

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