スズキが新型エアトライサーを発表予定、3列シート5ナンバーミニバンを提案
スズキは今秋の東京モーターショー2015で、新型のコンパクトミニバンのコンセプトモデルを出展する予定となっている。
スズキがエアトライサー(Air Triser)として名付けたコンセプトカーは、全長4200mm×全幅1695mm×全高1815mmという箱型ボディに3列シートを装備したモデルとなる。全長4.2m前後のミニバンはトヨタ・シエンタやホンダ・フリードがあるが、これらのライバル車としても相応しいモデルだ。
エアトライサーのドアはフロントとリアともにスライド式でさらにBピラーレス構造ですっきり見せているが、これは恐らくショーモデル用に室内を見やすくするためと考える。市販型ではBピラー有り、フロントヒンジドア、リアスライドドアといったこのクラスのミニバンとしてオーソドックスな構造が採用されるだろう。
エアトライサーは豊富なシートアレンジが魅力、車中泊にも使えそう
エアトライサーはシートアレンジの多さがアピールポイントとなっている。
通常のドライブ時のモードに加え、室内をプライベートルームのように使える2つのパターンが公開されている。
市販モデルでもここまでのシートアレンジが可能になるかは難しい部分もあるだろうが、シート可動域の大きいソリオの3列シートロング版のようなモデルになることが予想される。
エアトライサーに搭載されるパワートレインは、直4 1.4Lのデュアルジエットエンジンでそのマイルドハイブリッド版も設定される。シングルクラッチトランスミッションの5速AGSの採用となる。