新型WRX STIがデビュー、309psの2.5Lボクサーターボエンジン搭載
昨年のロサンゼルスオートショー2013では新型WRXが発表されていたが、そのSTI仕様がデトロイトで開催されている北米国際オートショーでワールドプレミアを迎えた。
新型WRX STIに搭載されるエンジンは2.5Lのターボエンジンで、最高出力は305hp(309ps)/6000rpm、最大トルクは40.1kgm/4000rpmとなる。
ノーマルの新型WRXに搭載されたエンジンは2.0L直噴ターボエンジンのDITであったが、これとの比較では、最高出力が+37ps、最大トルクは+4.4kgmということになる。
組み合わさるトランスミッションは強化版の6速MTとしている。
ボディサイズは全長4595mm×全幅1795mm×全高1465mm、ホイールベース2650mmとなり、これらはノーマルの新型WRXと変わらず。しかし、大型リアスポイラーを装備することで空力特性の向上はもちろん、エクステリアデザインにおいてもスポーツモデルとして相応しい力強い存在感を得ている。
タイヤサイズもワンサイズ大きい245/40 R18が履かされた。
新型WRXシリーズの日本向けプロモーションは控えめ、新型レヴォーグに遠慮
新型WRXとWRX STIは、これまで日本よりも米国に向けた発表が優先されてきた。これは、日本市場は同時期にデビューとなった新型レヴォーグにプロモーションの照準をあわせたためである。新型WRX STI日本仕様の発売も当然行われることになるが、その時期は現在のところ未定。
上の写真は新型WRXがベースのニュルブルクリンク24時間レース参戦車両、今月1月に開催された東京オートサロン2014に出展された。