スバルがヴィジヴ アドレナリン コンセプトを公開
スバルはジュネーブモーターショー2019のプレスカンファレンスでVIZIV ADRENALINE CONCEPT(ヴィジヴ アドレナリン コンセプト)を発表した。
アンベールは9分10秒あたりから。
(動画はスバル プレスカンファレンス、ジュネーブモーターショー2019)
スバルは新世代デザインとして、「BOLDER(大胆な)」をキーワードとしており、VIZIV ADRENALINE CONCEPTは、これを具象化したモデルとなる。SUVらしい大型の樹脂バンパーと、XVより高さのあるスタイリングが特徴となる。
コの字型をモチーフとしたヘッドランプ、リアコンビネーションランプのデザインは、大きく形を崩してきており、これも次世代デザイン要素の一つとなるだろう。
VIZIV ADRENALINE CONCEPTは欧州向け新型CセグメントSUVを想定か
VIZIV ADRENALINE CONCEPTのボディサイズは全長4490mm×全幅1900mm×全高1620mmとなる。現行ラインアップではXVとサイズ感が近くなるが、XVは2017年にフルモデルチェンジ発売されたばかり。次期型のデザインスタディモデルを出すには早すぎるタイミングである。
コンセプトカーと言っても様々な完成度のものがあるが、このVIZIV ADRENALINE CONCEPTには、まだドアノブが無い。スカイブルーのボディカラーもベタ塗りでクレイモデルを思わせるぐらいだ。仮に市販化に向けて準備が進められていても初期の段階で、具体的なことが言える状況ではないだろう。
それでも敢えて予想をするなら、欧州向けの新型CセグメントSUVを計画しているのではないか。XVは、独立車名が2012年から与えられているが、インプレッサベースであることをまだまだ感じさせる。こういったモデルではなく、専用設計の新型SUVとしての市販化を期待させる。