スバル新型アセント Ascent、トライベッカ後継を開発中、VIZIV-7 CONCEPT発表

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新型アセントを予告、VIZIV-7 CONCEPTがロサンゼルスオートショー2016発表

スバルは米国で新型車アセント(Ascent)の商標登録を済ませている。「登頂」を意味するそのモデル名はクロスオーバーSUVであることを想像させるが、そのコンセプトモデルと思われるものが、SUBARU VIZIV-7 CONCEPTとしてロサンゼルスオートショーでワールドプレミアを迎えた。

(写真はSUBARU VIZIV-7 CONCEPT)
VIZIV-7 SUVコンセプト アセント

近年のスバルは北米市場での躍進が目覚ましく、レガシィ、アウトバック、フォレスターといったモデルを主軸にブランド力を向上させてきた。ただし、もっと大きなサイズのクルマが求められるのが北米市場の特徴でもあり、原油安のなかそのトレンドはさらに顕著となっている。今回発表されたSUBARU VIZIV-7 CONCEPTは、そんな北米市場に特化したクロスオーバーSUVである。

アセント予告 VIZIV-7

SUBARU VIZIV-7 CONCEPTのボディサイズは全長5200mm×全幅2030mm×全高1860mm、ホイールベースは2990mmとなり、3列目シートが備わる。ランドクルーザー200を超えるボディサイズは日本では大型SUVと呼ぶに相応しいが、北米市場ではこれでもミッドサイズSUVに属する。SUBARU VIZIV-7 CONCEPTが指し示す新型アセントは、2014年までスバルが販売したトライベッカの後継モデルと考えていいだろう。

VIZIV 7 Ascent concept

新型アセントは4気筒ボクサーターボ搭載で2018年発売、SGP採用の最も大きなモデル

新型アセントは新世代プラットフォームのSGPが採用される見込み。SGPは最近インプレッサで先行採用されたばかりであるが、これは最も小さな車種。SGPは今後レガシィなどにも採用され、アセントが最も大きなSGP採用モデルということになる。

VIZIV 7 SUVコンセプト

アセントに搭載されるエンジンは、6気筒の水平対向エンジンが望まれるところだが、スバルの現状を考えると4気筒2.5Lのボクサーターボが現実的と考える。ハイブリッド化によるモーターアシストも可能性として残る。

VIZIV 7 アセント コンセプト

市販車アセントとしての発売は2018年になる見込み。やはりボディサイズが大き過ぎるため日本発売の実現は難しそうだ。

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