スズキ新型S-CROSSフルモデルチェンジ、英国価格約471万円など、2022年ストロングハイブリッド搭載で発売予想

S-CROSS

スズキは新型S-CROSSの欧州仕様を発表した。

新型S-CROSS

新型S-CROSS

2013年から販売された小型クロスオーバーSUV「SX4 S-CROSS」の後継車種で、モデルネームは「S-CROSS」と改められている。実質的にはフルモデルチェンジに相当する。

新型S-CROSS リアコンビネーションランプ

新型S-CROSS

新型S-CROSSの生産は、先代型から引き続きハンガリーのマジャールスズキで行われ、2021年末より欧州で発売される予定となっている。

新型S-CROSS インテリア

新型S-CROSS

特に英国仕様では、「1.4Lターボ48Vマイルドハイブリッド」と「Ultra ALLGRIP」を採用する「MT車」の価格が29,799ポンド(換算約451万円)、同「AT車」は31,149ポンド(換算約471万円)などがグレードラインアップされ、2022年1月に発売される予定だ。

新型S-CROSSの日本発売は未発表、ボディサイズは先代型からほぼ変わらず

新型S-CROSSは欧州を皮切りに、中南米、大洋州、アジアへも輸出販売される計画となっている。日本発売も期待され、やはり先代型同様にマジャールスズキからの輸入モデルということになるだろう。

ボディサイズは全長4,300mm×全幅1,785mm×全高1,585mmで先代型のサイズ感が維持されている。ホイールベースは2,600mmで先代型と同値。

SX4 S-CROSS

先代型 SX4 S-CROSS

今回発表の欧州仕様は全車48Vマイルドハイブリッドが採用される。最高出力はエンジン95kW+モーター10kW、最大トルクはエンジン235Nm+モーター50Nmとなる。

S-CROSS日本仕様はストロングハイブリッドの可能性

そして、今後の電動化パワートレインとして、スズキから大きな発表があった。

2022年より「ストロングハイブリッド」のラインアップ強化が予告された。

スズキ ストロングハイブリッドシステム AGS

2015年 ストロングハイブリッド

「ストロングハイブリッド」という呼び方は、2016年発売のスズキ・ソリオ ハイブリッドの開発段階でも使われていた。これは5速AGS(オートギアシフト)とMGU(モータージェネレーターユニット)をシステムの中心に使ったもので、それ以前の小型のISGだけを使ったシステムよりも高性能であった。

スズキ ハイブリッド MGU

とは言え、初代アクアでも45kWの駆動モーターを搭載していたから、トヨタのTHSⅡなどとの比較では、スズキのMGUの出力が10kWというのは非常に小さく、「ストロング」と呼べば消費者に誤解を与えるリスクがあった。結局、「ストロングハイブリッド」という表現は控えられ、グレード名が「S」で始まる程度になった経緯がある。

今回、再び「ストロングハイブリッド」という表現で発表されており、スズキもいよいよ本格的なモーター出力のハイブリッドシステムを導入することが予想される。

スズキハイブリッドISG AGS

また、「ストロングハイブリッド」は「オートギアシフト」を採用するということも発表されており、スズキが開発した従来システムの改良、強化版であることが予想される。

スズキの本格的ハイブリッドの導入については、2019年の段階でトヨタからTHSの供給を受けることを発表していた。しかし今回発表の「ストロングハイブリッド」に関しては、トヨタからの技術協力はシステムの一部分に留まる程度が予想される。

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