カイエンS E-ハイブリッドがパリモーターショーでワールドプレミア
ポルシェはパリモーターショー2014にて、カイエンS-Eハイブリッドをワールドプレミアさせた。
カイエンS-Eハイブリッドのベース車体は2010年に発表された958型現行モデルが引き続き使われている。ボディサイズは全長4855mm×全幅1939mm×全高1705mm、ホイールベースは2895mmとカイエンSと変わらず。これまでカイエンSハイブリッドとして、シリーズのなかでハイブリッドモデルをラインアップしていたが、今回発表のカイエンS-Eハイブリッドはそこからさらにプラグイン機能が装備される。
今回でポルシェとしてのプラグインハイブリッド車は918スパイダーやパナメーラS E-ハイブリッドに次ぐ3モデル目となる。自動車メーカーのなかで最も多くPHV車のラインアップを持つことになる。
カイエンS E-ハイブリッドは既に予約受付中、車両価格は1155万円から
カイエンS E-ハイブリッドに搭載されるメインユニットはV6 3.0Lエンジンで、その単体スペックは最高出力333ps、最大トルク440Nmとなる。これに95psのモーターが加わり、トータルのシステム最高出力は416ps、最大トルクは590Nmといった仕様になる。
トランスミッションは8速ATを採用。0-100km/h加速は5.9秒、最高速度は243km/hを誇る。EVモードでの最高速度は125km/hと公表されている。
カイエンS-Eハイブリッドは既に日本発売のアナウンスがあり予約受付中。税込車両価格は1155万円に設定されている。