ポルシェ・ニューボクスター、日本発売は6月1日から
新型ボクスターが、2012年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアとなり、3代目へのフルモデルチェンジを迎えることとなった。
早くも日本仕様の発売が決定し、2012年6月1日から販売が開始される。
(写真は、左ハンドル仕様)
新型ボクスター、価格は584万円から
新型ボクスターのパワーユニットは2タイプ用意され、ベースグレードのボクスターには2.7L、上級グレードのボクスターSには3.4Lの水平対向直噴6気筒エンジンがそれぞれ搭載される。
トランスミッションには6速MTの他に、自動変速の7速PDKを設定。7速MTが搭載されるという話もあったのだが、結局は6速MTということになった。
ベースグレードのボクスターの価格は、6速MTが584万円、7速PDKは631万円となる。ボクスターSの価格は、6速MTが727万円、7速PDKは774万円となる。
今回のフルモデルチェンジはホイールベースとトレッドの拡大が盛り込まれる。ボディサイズのディメンションは拡大するのだが、アルミ材の多用による軽量化が徹底され、車両重量は2代目モデルよりも軽くなる。そのためか、ベースグレードのエンジン排気量は最近のトレンドに合わせて、先代比でダウンサイジングを受けることになるのだが、最高出力は向上する。重量増にならないということであれば、2代目ボクスターとの比較で居住スペースにゆとりが与えられたことは、好感するファンが多いのではないだろうか。