日産がハイブリッドエンジン搭載のCセグメントハッチを開発中、プリウス対抗

日産

ブルーバード後継車種のラニア市販モデルはプリウス対抗のハイブリッドカーの可能性

日産は2014年の北京モーターショーでラニアコンセプトを発表していた。

ラニア コンセプト

ラニアとは青い鳥を意味し、この新型車種がブルーバードシリーズの後継であることが意図されている。ただしリアのトランク形状はやや特殊でセダンとハッチバックの中間とも言えるシェイプが与えられていた。

ラニアコンセプト 日産 北京モーターショー ラニア コンセプト ブルーバード後継

そして、このラニアコンセプトをベースにした市販モデルは、グローバル販売が計画されていることが明言されていた。特に日本市場に向けたモデルはハイブリッド専用車となる。

市販型ラニアに搭載されるのは2.0Lクラスのハイブリッドエンジンになることが予想され、ボディタイプからもトヨタ・プリウスと直接競合するモデルと考えていいだろう。

日産ラニア コンセプト

ラニアハイブリッドはプリウスの対抗車種、新世代型2.0Lハイブリッドを搭載

日産の持つハイブリッドパワートレインでは、2.0Lクラスでは今のところセレナSハイブリッドに搭載される簡易型ハイブリッドしか市販に至っていない。そして、1モーター2クラッチ式の新開発2.0Lハイブリッドエンジンを搭載させたエクストレイルが2015年3月に発表される見込み。リチウムイオンバッテリー搭載で4WDにも対応していることからトヨタの現行THSⅡよりも優れたハイブリッドシステムを日産は市場投入させる計画だ。

日産 北京モーターショー ラニア コンセプト

このエクストレイルハイブリッドと同タイプのユニットが、ラニアをベースとした市販モデルに搭載されることになるだろう。

ただし市販時期は2016年以降と予想される。まだ発売まで時間があることを考えると日本市場向けには2015年秋の東京モーターショーあたりにコンセプトモデルの発表があるかもしれない。ちょうどこの時期はプリウスがフルモデルチェンジされた直後のタイミングでもあり、日産が対抗車種をぶつけてくるのではと期待される。

タイトルとURLをコピーしました