日産ジュークがFMC、日本仕様は東京モーターショー発表か

日産

日産ジュークがフルモデルチェンジ、まずは欧州仕様がサンダーランド工場で生産

日産は、新型ジューク欧州仕様の市販型エクステリアと一部の仕様を公開した。

今回のフルモデルチェンジで2代目となる。丸目のヘッドランプユニットは先代モデルのキャラクターが引き継がれる。日産のエクステリアデザインのアイデンティティであるVモーショングリルは最新型が導入される。

丸目ヘッドランプの発光パターンはYの字となっており特徴的で新しい。その上に独立して置かれるデイタイムランニングライトは、細く長く、ボンネットのラインに沿わせて配置される。

先代モデルのブーメラン型ヘッドランプは廃止され、シャープでスッキリした顔つきに仕上げられている。

リアコンビネーションランプは、コの字の点灯パターンを採用。やはり新型になってシャープな印象を強めている。

従来型のデザインコンセプトを大きく変えず、現代的に洗練されたイメージ。大ヒットとなった2010年発売の初代モデル登場から9年ぶりのフルモデルチェンジでかなりの数の乗り換えユーザーが見込まれる。初代モデルが登場したときほどのインパクトは感じないが、2代目モデルらしく、手堅く販売台数を取りに行った印象である。

ジューク ジュークFMC

ジューク欧州仕様に搭載されるのは1.0Lターボ、日本仕様はe-POWER搭載か

新型ジューク欧州仕様に搭載されるパワートレインは、直列3気筒1.0Lのターボエンジンで最高出力117psとなる。
トランスミッションは7速DCTと6速MTが用意される。

ボディサイズは先代モデルから概ね拡大する。
全長 4210mm(先代比+85mm)
全幅 1800mm(先代比+35mm)
全高 1570mm(先代比-25mm)

日産ジューク フルモデルチェンジ ジュークFMC

これらにより、後席はニースペースは+5.8cm、ヘッドルームは+1.1cm拡大。
ラゲッジルームは約20%拡大で422Lとなる。
先代型パッケージングの弱点でもあった後席とラゲッジに空間が割り振られ、商品力を高めている。

まずは2019年11月下旬発売を見込んだ欧州向け生産が、イギリス サンダーランド工場で始まる予定。

ジューク インテリア ジューク 内装

日本向けには未だ公式発表がなく、2019年内の発売は難しそう。
e-POWER搭載モデルのラインナップが予想される。
2019年10月23日にプレスデーを迎える東京モーターショーでの日本仕様公開に期待したい。

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