次期N-BOXがEVと共用プラットフォームとなる可能性は?【フルモデルチェンジ最新情報】

N-BOX
N-BOX カスタム

N-BOX カスタム

ホンダの軽自動車、N-BOXとN-BOXカスタムのフルモデルチェンジは2023年頃の実施が想定される。

N-BOXはEVと共用プラットフォームでフルモデルチェンジの可能性

次期N-BOXのパワートレインは、軽自動車向け新開発ハイブリッドシステムの導入が予想される。ただし、プラットフォームレベルでは、次期N-BOXの段階でEV対応させておくほうが得策だ。

2022年春に日産と三菱自動車は軽EVを発売させる。このことが、軽自動車のEV化を加速させる可能性がある。

IMkコンセプト

日産・IMkコンセプト

EV化の進行スピードは予測し難い部分があり、次期N-BOXもモデル中期からEVモデルの追加が技術的には可能な状況にしておくほうが都合が良いだろう。

N-BOX CUSTOM 002

N-BOX CUSTOM 東京オートサロン2022

また、次期N-BOXのプラットフォームをEV対応させておくことは、ホンダがこれまで実行してきた軽自動車戦略の面からも合理性がある。ホンダの次世代軽自動車は、N-BOXをはじめとするNシリーズのプラットフォームを使った車種に集約される。

アクティトラックは販売を終え、S660は50台ばかりの追加生産を終えると、カタログ落ちとなる見込み。

今後、MRベースのプラットフォームで軽自動車を開発する予定はなく、ホンダの軽自動車は全てNシリーズのFFプラットフォームをベースにした車種となる。

S660 フロントグリル

S660

2024年の発売が予告されたホンダの軽自動車EVが、N-BOXなどとは別の専用プラットフォームになる可能性も残されてはいるが、ホンダ、一社の規模でこれを用意するというのは考え難い。つまり、次期Nシリーズのプラットフォームは、EV対応が前提となっている可能性が高いのだ。

Honda e リアコンビネーションランプ

Honda e

次期N-BOXにEVの選択肢は用意されるのか、軽自動車全体にEV化の波

軽自動車EVについては、前述の通りホンダが2024年、日産が2022年春の発売を予告している。さらに、ダイハツとスズキも、EVパワートレインを共同開発していくことになっており、その発売時期として遅くとも2025年という回答がスズキ社長から出されている。

軽自動車のEV化は、近い将来にほぼ間違いなく起こる。

次期N-BOXのフルモデルチェンジ開発、ホンダの軽自動車事業は継続されるが…

申し分ない販売実績を誇ってきたN-BOXも、3代目モデルへのフルモデルチェンジが危ぶまれる場面もあった。ホンダが軽自動車事業からの撤退を検討していたという話である。

ただ、これも今となっては、心配には及ばない。ホンダの軽自動車は、プラットフォーム共用されるNシリーズに車種を絞り、継続していく方針が明確となっている。

S660

N-BOXの2020年(1月~12月)の販売台数は19万5984台となり、4年連続して日本で一番売れたクルマとなった。その後、発表された2021年(1月~12月)の販売台数は18万8940台で、これは首位トヨタ・ヤリスの21万2927台に次ぐものであった。

これだけ圧倒的な販売実績があれば、次期型が計画されるのは当然の流れである。

N-BOX人気に依存するホンダの軽自動車事業

N-BOXの好調を背景に、ホンダの軽自動車はプラットフォーム共用されるNシリーズに限り、フルモデルチェンジに向けて開発されることになる。ただし、販売台数を見ていくと問題点が無いわけではない。

(2021年上半期の販売台数)

  • N-BOX 110,551台
  • N-WGN 27,695台
  • N-ONE 13,969台
  • N-VAN 15,102台

N-BOX以外で目立って売れているモデルが無いのである。近年のホンダの軽自動車事業は、N-BOXの人気に依存したものであり、これに続くヒット作が出せていない。

今後N-BOXが、市場環境の変化などにより、圧倒的な販売台数を維持できなくなれば、ホンダの軽自動車事業全体が窮地に陥ることは想像に難くない。

2020年の国内Bセグメントの一斉フルモデルチェンジがN-BOXの販売に影響

N-BOXのようなトールワゴン軽自動車と、登録車のBセグメントクラスは、別カテゴリとして扱われがちだが、ユーザー目線では価格帯や室内の広さが近く、事実上は競合している。その国内Bセグメントの主力、フィット、トヨタ・ヤリス、日産・ノートが2020年に揃ってフルモデルチェンジしており、なかでもヤリスの販売が好調となっている。

ヤリス

ヤリス

2021年の新車販売台数の首位はN-BOXではなく、ヤリスとなったのも、こういった流れも理由の一つだろう。

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