三菱が新型アウトランダーを公開、北京モーターショー

三菱

新型アウトランダーがアジアデビュー

三菱は、2012年4月25日から開催されている北京モーターショーで、新型アウトランダーを出展した。
これまで、次期アウトランダー・プラグインハイブリッドのコンセプトモデル、PX-MiEVⅡが東京モーターショーで公開され、さらにジュネーブモーターショーでは、クリーンディーゼルを搭載した欧州仕様の新型アウトランダーがワールドプレミアを迎えていた。今回の北京モーターショーでの出展は、市販型としてはアジアプレミアということになる。
アウトランダー 北京モーターショー

次期アウトランダー、日本仕様はプラグインハイブリッドもあり

この中国仕様の次期アウトランダーは、直4 2.0Lと2.4Lのガソリンエンジンが搭載される。日本仕様は、ガソリンエンジン仕様の他にプラグインハイブリッドモデルもラインアップされ、2013年1月に発売される見込みだ。

この日本仕様のプラグインハイブリッドモデルは、2.0Lエンジン+ツインモーターによる4WDシステムが装備される。大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載され、EV航続距離は、50km程度になるとされている。
もちろんバッテリー残量が少なくなれば、ガソリンエンジンが作動するため、レンジエクステンダー方式で航続距離を伸ばすことができる。ガソリン給油を行えば、バッテリー残量を気にすることなくロングドライブが可能だ。
新型アウトランダー
新型アウトランダーは、衝突被害軽減ブレーキシステムと呼ばれる前方車両との衝突を回避するための自動ブレーキ機能と、自動的に車間距離を維持しながらの走行ができるレーダークルーズコントロールシステムが装備として用意される。このような運転支援システムは、スバルのアイサイトが実質10万5千円という低価格を実現したことで人気となっている。次期アウトランダーも低価格で提供されることを期待したい。

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