メルセデスの新型Sクラスクーペが2014年内にも欧州発売、市販型発表
メルセデスベンツは開催中のジュネーブモーターショー2014で、Sクラスクーペをワールドプレミアした。メルセデスベンツ新型Sクラスクーペは、もともとフランクフルトモーターショー2013で出展されていたコンセプトSクラスクーペの市販モデルに対応し、2014年後半の欧州発売が計画されている。
このSクラスクーペは、現行のCLクラスの後継モデルにあたる側面も持っており、上級クーペとして興味を持つファンも多いはずだ。
S500クーペに搭載されるエンジンは4.7L V型8気筒ツインターボ
メルセデスベンツ新型Sクラスクーペのボディサイズは全長5027mm×全幅1899mm×全高1411mmで、ホイールベースは2945mm。ゆったりとした室内空間とラグジュアリーな雰囲気がマッチしている。
エクステリアもやはりクーペならではの伸びやかなスタイリングに仕上がっている。また、オプションのスワロフスキークリスタルで飾られるヘッドランプに代表されるように、他のモデルとは一線を画すユニークさも持ち合わせる。
ドライビングシステムにおいては、コーナリング時に車体を遠心力に対応して傾けたり、15m前方までの道路状況をカメラで感知して四輪の油圧を個別に調節するマジック・ボディ・コントロールなど、メルセデスベンツ最先端の技術がふんだんに採用されている。
新型S500クーペ 4マチックに搭載されるパワートレインは4.7LのV型8気筒ツインターボエンジンとなる。その最高出力は455ps、最大トルクは71.4kgmを発生する強力なユニットだ。
このSクラスクーペに次いで登場するであろうAMGモデルでは、より高出力なV8またはV12エンジンの搭載が予想されている。