新型Bクラスは居住性向上かつスポーティに進化した
メルセデスベンツは新型Bクラスをパリモーターショー2018で公開した。
新型Bクラスは、販売7年目となる今回のフルモデルチェンジで3代目に切り替わる。ホイールベースは先代2700mmから2729mmに拡大され、居住性能が強化される。家族4人が快適に過ごせる室内空間とラゲッジスペースが与えられる。
Aクラスに続き、Bクラスもフルモデルチェンジ、半自動運転対応
メルセデスベンツでは新型Aクラスの日本発売を迎える段階にある。同ブランドのコンパクトクラスとして何かと比較対象となる両モデルであるが、Bクラスは全高に余裕を持たせたファミリー向けのマルチパーパスビークルとしての役割が与えられてきた。オーソドックスなコンパクトハッチバックスタイルのAクラスに対し、新型Bクラスはドライバーズシートの座面高は90mmアップ。それでも、新型Bクラスはスポーティであることが強調されているから、走行性能の向上も期待される部分となる。
初期投入モデルのラインアップは、B180、B200、B180d、B200d、B220dの5種類が予定されている。トップグレードのB220dは最高出力190hpのクリーンディーゼルエンジンで、8速のデュアルクラッチトランスミッションが搭載される。
ナビゲーションシステムを含めたインターフェイスは、AクラスからスタートしたMBUXを採用する。
安全運転支援システムはSクラスから持ってきた最新式となり、同セグメント内においてトップクラスの性能となる。最近の日本国内においては言葉の表現として控えられる傾向にあるが、半自動運転に対応するとしている。
新型Bクラスの欧州向け発売日は2018年12月3日、デリバリー開始は2019年2月が予定されている。