MAZDA2の後継は2027年に日本導入予定の次期CX-3、従来型MAZDA2は海外で生産・販売が続く
日本ではMAZDA2が新型として続くのではなく、2027年に導入予定の次期CX-3へ入れ替わる見込みです。従来型MAZDA2は、海外で引き続き生産・販売されます。
2026年5月の決算会見で、毛籠勝弘社長兼CEOはMAZDA2の国内販売を終了する方針を明らかにしました。あわせて、2027年に次期CX-3を日本へ投入する予定も示しています。次期CX-3は新型コンパクトSUVとして計画されている別の車種で、MAZDA2のフルモデルチェンジ版ではありません。
また、日本向けの販売・生産を終える方針は、従来型MAZDA2の世界生産終了を意味しません。
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MAZDA2の国内販売終了はハッチバック需要の縮小が背景、2026年8月末に国内生産を終え在庫販売へ
登場から12年のMAZDA2は、SUVの比重が高まる国内Bセグメントで新しい競合車と争うのが難しくなった
毛籠社長は会見で、国内販売を終える背景にハッチバック需要の縮小を挙げました。日本のBセグメントではSUVの比重が高まり、MAZDA2のようなハッチバックの市場は縮んでいます。
さらに、競合車ではハイブリッドや先進装備の導入も進んでいます。現行MAZDA2は2014年9月に4代目デミオとして発売され、改良を重ねてきました。それでも登場から12年が経ち、縮む市場で新しい競合車と争うのは難しくなっていました。
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国内Bセグメントの販売は次期CX-3が担い、MAZDA2は2026年10月時点で在庫からの販売
そこでマツダは需要の大きいSUVへ商品を寄せ、国内Bセグメントの販売は次期CX-3で維持する計画です。価格を抑えた小型ハッチバックとしてMAZDA2が日本で担ってきた役割は、在庫販売をもって終わる方針です。
会見で具体的な終了時期は示されませんでしたが、日本向け現行MAZDA2の国内生産は、その約3か月後の2026年8月末で終了しました。以降は在庫からの販売となっています。2026年10月時点でも注文はできますが、選ぶ仕様によっては販売できない場合があります。
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MAZDA2の後を担う次期CX-3はタイのAATで生産、2027年のタイ発売後に日本とASEANへ輸出
次期CX-3は、タイのAutoAlliance Thailand(AAT)で生産される計画です。2027年にタイで発売された後、日本とASEANへ輸出されます。
マツダは同工場を年間10万台規模の新型コンパクトSUV生産拠点とし、日本・ASEAN向けの輸出拠点として役割を強化する計画を示しています。タイ生産でコスト競争力を高め、SUV需要の大きい日本とASEANで販売台数を確保することが、次期CX-3の役割です。
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MAZDA2と次期CX-3は車型も価格帯も別、従来型CX-3とは最廉価グレード同士で約99万円の差
全高を抑えたハッチバックのMAZDA2と、車高を上げたクロスオーバーのCX-3は系譜も別
次期CX-3は日本でMAZDA2の後を担う位置付けになる見込みですが、車型も価格帯も異なります。MAZDA2は全高を抑えたハッチバック、CX-3は車高を上げたクロスオーバーです。
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MAZDA2は172万400円から、従来型CX-3は271万1500円からで、次期CX-3が同じ条件の代替車になるとは限らない
価格の差も小さくありません。現行MAZDA2の価格は172万400円~250万1400円です(消費税込み、以下同)。すでに国内生産を終えた従来型CX-3は271万1500円~355万7400円で、最廉価グレード同士で約99万円の開きがありました。MAZDA2が担ってきた価格帯までカバーできるかは、次期CX-3の仕様と価格設定次第です。
車両価格、全高、燃費、取り回しを理由にMAZDA2を選んできた人にとって、次期CX-3が同じ条件の代替車になるとは限りません。MAZDA2の販売終了後は、日本のマツダ車ラインアップからBセグメントハッチバックがいったん姿を消す見込みです。
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従来型MAZDA2はタイとメキシコで生産が続き、タイやオーストラリアでも販売
MAZDA2は防府工場のほか、タイとメキシコでも生産されてきました。日本向けの生産が終わった後も、海外ではこれらの拠点から供給が続きます。
タイの「NEW MAZDA2 ESSENTIAL」はセダンとハッチバックに1.3Lガソリンと1.5Lディーゼルを設定
タイでは、従来型MAZDA2が「NEW MAZDA2 ESSENTIAL」として販売されています。セダンとハッチバックがあり、1.3Lガソリンと1.5Lディーゼルを設定するなど、日本仕様とは商品構成が異なります。
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オーストラリア向けのMAZDA2はタイ工場から2027年にかけて安定供給される
オーストラリアでも、従来型のハッチバックとセダンが販売されています。マツダ・オーストラリアの責任者は2026年、タイ工場からMAZDA2とCX-3の供給を続け、2027年にかけて安定供給すると説明しました。
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メキシコのサラマンカ工場では2026年10月時点もMAZDA2のセダンとハッチバックを生産
メキシコでは、グアナフアト州サラマンカのMazda de Mexico Vehicle OperationがMAZDA2の生産を担ってきました。2026年10月時点でも、同工場でセダンとハッチバックが生産されています。
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価格・パワートレイン・ボディタイプの要求が異なる海外市場で、従来型MAZDA2は役割を持ち続ける
日本では基本設計の古さが競争力を下げていますが、タイやメキシコでは求められる価格、パワートレイン、ボディタイプが異なります。減価償却が進んだ設備を活用できる従来型は、これらの市場で引き続き役割を持ちます。
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MAZDA2のまとめ
まとめ更新日: 2026/10/17
- 日本ではMAZDA2の国内販売が終了し、2027年導入予定の次期CX-3が後を担う
- 次期CX-3は新型コンパクトSUVとして計画される別の車種で、MAZDA2のフルモデルチェンジ版ではない
- 国内販売終了の背景はハッチバック需要の縮小で、日本向けMAZDA2の国内生産は2026年8月末で終了
- 次期CX-3はタイのAATで生産され、2027年のタイ発売後に日本とASEANへ輸出される計画
- 次期CX-3は車型も価格帯もMAZDA2と異なり、同じ条件の代替車になるとは限らない
- 従来型MAZDA2はタイとメキシコで生産が続き、タイやオーストラリアでも販売される











