次期CX-3は2027年に日本発売、MAZDA2の後を担う小型クロスオーバーへ
次期CX-3はタイで生産され、2027年に日本へ導入される予定です。国内向けMAZDA2が2026年8月末で生産を終えた後、マツダのBセグメントを担う小型クロスオーバーとなります。
MAZDA2の国内生産終了後、国内Bセグメントには次期CX-3が投入されます。MAZDA2の後継ハッチバックは発表されておらず、発表済みの商品計画では次期CX-3がその需要をカバーします。
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次期CX-3がMAZDA2終了後の国内Bセグメントを引き継ぐ
マツダの毛籠勝弘社長は、国内のBセグメントでハッチバック市場が縮小し、SUVへ需要が移っていると説明しています。そのうえで、次期CX-3がMAZDA2に代わって市場をカバーする考えを示しました。
MAZDA2とCX-3は、車種の系譜として直接つながる後継関係ではありません。ただ、日本の商品構成ではMAZDA2の後を次期CX-3が引き受けます。発表済みの商品計画で、2027年に日本へ導入されるBセグメント車はクロスオーバーの次期CX-3です。
車高、運転席からの視界、乗り降りのしやすさ、荷室の使い方も変わります。SUVを求める人には新たな選択肢となります。一方、低い車高や軽い車重、価格の安さを重視してきたMAZDA2ユーザーの需要まで引き継げるかは分かりません。
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MAZDA2より約99万円高かったCX-3、次期型の価格設定が焦点
国内向けMAZDA2の消費税込み価格は172万400円から250万1400円です。これに対し、2026年2月末で国内向け生産を終えた従来型CX-3は271万1500円から355万7400円で、最も安いグレード同士には99万1100円の差がありました。
次期CX-3がMAZDA2の需要を広く引き継ぐには、この価格差をどこまで縮められるかが重要です。従来型と同じ270万円台から始まれば、170万円台から選べたMAZDA2とは購入層が大きく異なります。
タイ生産によるコスト競争力を生かし、装備を絞ったエントリーグレードを用意できれば、MAZDA2からの乗り換えを受け止めやすくなります。一方、次期CX-3の価格が従来型に近い水準なら、MAZDA2と同じ販売規模を担えるかは不透明です。
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次期CX-3はタイで生産、日本とASEANへ展開
次期CX-3の生産は、タイのAutoAlliance Thailand(AAT)が担います。2027年にタイ市場へ投入した後、日本とASEANへの輸出拠点としてAATの役割を強化する計画です。
AATでは、MAZDA2や従来型CX-3の生産実績があります。Bセグメント車を長く生産してきた現地のサプライチェーンを利用できるため、次期CX-3に求められる価格と生産規模を両立しやすい拠点です。
日本向けをタイから輸入することで、国内生産のMAZDA2とは供給構造も変わります。日本専用に近い仕様へ寄せるより、タイとASEANで販売できる共通性の高い小型SUVに仕上げるほうが、一定の生産台数を確保しやすくなります。
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年間10万台規模を計画、タイを小型SUV生産拠点に
マツダは50億バーツを投資し、AATを年間10万台規模の新型小型SUV生産拠点として整備します。10万台は次期CX-3だけの計画台数ではなく、同工場で展開する新型小型SUV全体の生産体制を示す数字です。
日本とASEANへ展開することで、小型SUVの生産規模を確保します。次期CX-3は日本でMAZDA2終了後のBセグメント需要をカバーするとともに、タイを起点に複数市場へ供給されます。
タイでは2025年から2027年にかけて、BEVが2車種、PHEVが1車種、ハイブリッドが2車種の計5車種を導入する計画です。次期CX-3の具体的なパワートレインは明らかになっていませんが、現地の電動化ラインアップ拡充と同じ時期に登場します。
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VISION X-COMPACTは次期CX-3のデザインスタディか
次期CX-3の姿を考えるうえで注目したいのが、ジャパンモビリティショー2025で世界初公開された「MAZDA VISION X-COMPACT」です。
マツダはX-COMPACTを次期CX-3の市販予告車とは発表していません。しかし、2027年に次期CX-3を投入する計画と、同じBセグメントに収まる新たなコンパクトモデルの提案は自然につながります。
国内のハッチバック需要を次期CX-3でカバーする方針と重ねると、X-COMPACTは次期MAZDA2より、次期CX-3につながるデザインスタディと考えられます。
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「X(クロス)」の名称と樹脂製フェンダーがSUVを示唆
「X」は「クロス」と読みます。マツダは、力強い造形とコンパクトカーの親しみやすさを掛け合わせた名称と説明しています。車名からは「クロスコンパクト」、つまり小型クロスオーバーが連想されます。
ホイールアーチには黒い樹脂製フェンダーが装着され、低い車体にもSUVらしい足元の力強さを加えています。ハッチバックらしい軽快なプロポーションに、クロスオーバーの意匠を組み合わせた姿です。
次期CX-3も車高を過度に上げず、都市部で扱いやすいハッチバック感覚を残したクロスオーバーになれば、MAZDA2から乗り換える人にも受け入れやすくなります。
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全長3825mm、都市部で扱いやすい次世代CX-3を予想
X-COMPACTの寸法は、全長3825mm、全幅1795mm、全高1470mm、ホイールベース2515mmです。現行MAZDA2の全長4065mmより240mm短く、従来型CX-3の全長4275mmと比べると450mm短いコンセプトです。
全幅は1795mmあるため、単純に小さなMAZDA2へ戻る提案ではありません。短い全長で取り回しを良くしながら、ワイドな車幅で安定感と室内幅を確保するパッケージです。
次期CX-3も4m前後まで全長を抑えれば、狭い道路や立体駐車場が多い日本で扱いやすいSUVになります。MAZDA2の機動性とCX-3のSUVらしさを両立する方向に期待できます。
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新CIと曲面を生かした次期CX-3のデザイン
X-COMPACTは、力強い骨格の見せ方と「INSIDE OUT」という考え方で内外装をまとめています。ボディにはMAZDA3を思わせる滑らかな曲面を与え、フロントには平面的な新しいCIエンブレムを配置しました。
バックドアやステアリング中央には「MAZDA」の文字が入り、ボディラインに沿って伸びるLEDのリアコンビネーションランプも採用しています。丸みのある面とシャープな灯火類を組み合わせ、従来型CX-3とは異なる次世代の表情を作りました。
次期CX-3では、コンセプトの大胆な造形をそのまま移すより、新CI、曲面、ランプの配置が量産向けに整理されることが予想されます。小型SUVでも上級モデルと共通するブランド表現を持たせれば、価格だけに頼らない魅力を作れます。
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共感型AIと視線移動を抑えたインターフェースを提案
X-COMPACTは、人の感情や体調に寄り添う共感型AIを提案しました。自然な会話から目的地を提案し、運転中の行動を支えることで、クルマを親友のような存在へ近づける考え方です。
インテリアでは、視線移動の少ない範囲へ情報表示を集約しています。対話型UIと光による反応を組み合わせ、機能を増やすだけでなく、運転中に迷いにくい操作環境を目指しました。
外板色のパネルを室内へ連続させた「INSIDE OUT」のデザインも特徴です。次期CX-3では、情報を見やすく整理するHMIと内外装の一体感がどこまで実用化されるのかに注目です。
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次期CX-3のフルモデルチェンジまとめ
まとめ更新日: 2026/08/06
- 次期CX-3はタイで生産し、2027年に日本へ導入予定
- MAZDA2終了後の国内Bセグメントを次期CX-3がカバー
- 従来型CX-3とMAZDA2の最廉価価格には約99万円の差
- AATを年間10万台規模の新型小型SUV生産拠点として整備
- 次期CX-3は日本とASEANへ展開
- VISION X-COMPACTは次期CX-3につながるデザインスタディと予想
- 「X(クロス)」の名称と黒い樹脂製フェンダーが小型クロスオーバーを示唆
- X-COMPACTの全長は3825mm、全幅は1795mm
- 新CI、曲面、共感型AI、人間中心のHMIを提案


















