VISION COUPE コンセプトがMost Beautiful Concept Car of the Year受賞
パリで開催される国際自動車フェスティバルにおいて、マツダのVISION COUPE コンセプトがMost Beautiful Concept Car of the Yearを受賞した。
マツダは、2010年に発表したKODOコンセプトをエクステリアデザインのベースとし、多くのモデルを市販化してきた。近年では、KODOコンセプト後の新たなデザインを模索する段階となっており、2015年のRX-VISION、2017年のVISION COUPEといった2つのVISIONコンセプトを発表してきた。
ちなみにRX-VISIONについても2016年にMost Beautiful Concept Car of the Yearを受賞しており、マツダの次世代デザインへの期待は高まる。
マツダ次世代デザインは、曲面パネルで光と影を表現
VISION COUPEコンセプトは、マツダが「引き算の美学」として具現化したクルマらしいシンプルなエクステリアが特徴となる。この引かれるものとは、近年のクルマのデザインにおいて重要視されてきたキャラクターラインを指すだろう。
ボディパネルは曲面によって表情が作られ、そこに映り込む光と影がこのVISION COUPEの主役となる。一見シンプルな曲面ではあるが、折れで表現されるキャラクターラインよりも生産難度は高く、技術力が求められるところとなる。
まずは、いくらかの要素を取り入れた次期アクセラが最も市販に近いモデルと考えられ、これを予告するKAIコンセプトも東京モーターショー2017で発表済みである。