新型ディスカバリーは大型化し、5代目モデルへフルモデルチェンジ
ランドローバー新型ディスカバリーが今月開催されたパリモーターショー2016でワールドプレミアとなった。
レンジローバー主力のSUVモデルとしてラインアップされるディスカバリーシリーズは、2009年発売のディスカバリー4以来、7年ぶりのフルモデルチェンジを受けて、ディスカバリー5として生まれ変わった。
ディスカバリー5のフロントデザインはディスカバリースポーツのデザインルールを踏襲
ディスカバリー5のボディサイズは全長4970mm×全幅2073mm×全高1888mm、ホイールベースは2923mmとなる。先代型との比較では、全長+120mm、全幅+153mm、全高-44mm、ホイールベース+38mmということで、全高が低く抑えられスポーティーになったことを除けばボディサイズは一回り大きくなっている。
インテリアでは、センターコンソールに置かれたAV機器のリモコンのようなものが目立つ。全幅を効かせた横方向にゆったりした車内が特徴となる。
3列シートを装備する7人乗り仕様となる。3列目シートはほぼフラットに折りたため、さらに2列目シートを折り畳んだときの段差も小さい。大型の荷物が出し入れしやすいというSUVのニーズに応えている。
フロントエクステリアは、2014年デビューのディスカバリースポーツに近い。ただし、2年分の進化が盛り込まれており、新型ディスカバリーのヘッドランプは縁に置かれたLEDポジションマークがアクセントとなっている。リアコンビネーションランプでは、ディスカバリースポーツは丸型を取り入れたものであったが、ディスカバリー5では横のラインを強調したシンプルな意匠となった。
日本向け公式ウェブサイトにおいても既に新型ディスカバリーが紹介されており順次発売となるだろう。