コンセプトSは、やはり次期ストリームのようだ
ホンダは、北京モーターショーで2台のコンセプトモデルを初出展。コンセプトSはその内の一台である。
ボディサイズは発表がないが、C-Dセグメントのロールーフミニバンスタイルであることがわかる。
ホンダでは、ストリームとオデッセイが統合、あるいはオデッセイとエリシオンが統合という話が持ち上がっており、ストリームのフルモデルチェンジについて否定的な意見もあった。そんな中、このコンセプトSは次期オデッセイではないかという説もあったのだが、オデッセイにしては小さすぎる印象だ。
一方で、ホンダの伊東孝紳社長は、このコンセプトSについて、「日本でいえばストリームクラスの商品」と北京モーターショー初日に述べている。
やはり、コンセプトSは次期ストリームのようだ。Sには「Stylish」「Smart」「Surprise」の意味を込めたとしているが、単純に「Stream」のSではないかとも感じる。
中国市場をメインにこのクラスの新型車種を投入するなら、全幅が1.7mオーバーになる可能性が高い。そうなるとすれば、日本仕様も3ナンバー化し、全長がストリーム級、全幅がオデッセイ級のボディサイズになるだろう。そして、全く新しい車名が命名されるかもしれない。
ストリーム後継車は2013年秋冬に発売予定か
コンセプトSの市販化に向けての大まかなスケージュールについても発表があり、まずは、中国の東風ホンダで現地生産と販売が2013年秋にスタートする予定。その後、世界戦略車として各地での生産販売を拡大し、日本市場向け商品、つまりストリーム後継車種についても順次発売が開始される計画だ。
ストリーム後継車の日本発売は、遅れがなければ2013年秋冬頃が見込まれる。
現行ストリームは2006年7月にデビューしているから、約7年半でフルモデルチェンジを迎えることになる。
仕様についてはまだまだ不明な部分が多いが、パワートレーンにはハイブリッドシステムが採用される予定だ。