ホンダがS660を東京モーターショー2013で発表、ビート後継の軽オープンスポーツ

ホンダ

S660コンセプトが東京モーターショーでワールドプレミア、2014年末発売予想

S660コンセプトとしてホンダの新型スポーツカーが来月2013年11月20日の東京モーターショー プレスデーにてワールドプレミアを迎えることになった。ホンダで軽自動車規格の次世代オープンスポーツカーが開発されていることは、これまでも多く報道されてきたが、ビート後継車と呼ばれることが多かった。今回、S660として正式な名称が発表された。

ホンダ S660 コンセプト

S660はコンセプトカーの段階ではあるものの、そのエクステリアデザインについては、ほぼ市販モデルに近い形で出展されると考える。発売日としては2014年末から2015年初頭頃が予定されている。

S660 コンセプト 東京モーターショー2013

S660コンセプトのエクステリアデザインはEV-STERがベース、フロントグリルに違いあり

さて、このS660コンセプトのボディデザインの前身となったのは、前回2011年の東京モーターショーで公開されたEV-STERである。当時は市販モデルのデザインについては別案があるなど言われることもあった。しかしEV-STERのエクステリアが意外にも好評たっだため、これがS660コンセプトのデザインベースとして採用された。

(写真はEV-STER)
次期ビート EV-STER

HONDA BEAT 2014

EV-STERからS660コンセプトへ進化を遂げたわけだが、エクステリアの大きな違いはフロントグリルにあるだろう。EV-STERは電気自動車というキャラクターもありフロントグリルの存在感を小さくすることでエコなイメージを印象付けるものであった。一方、軽自動車用ターボエンジンをミッドシップに搭載するS660では、逆に存在感のあるオーソドックスな横桟グリルが採用された。ラジエターの冷却性能に係わる問題でもあるが、見た目にもスポーティーなイメージが強くなった。
この他フロントフェンダー周りやヘッドライト形状についても若干の変更点が見られる。

(S660コンセプト)
東京モーターショー2013 S660 コンセプト

リアのコンビネーションランプ周辺もEV-STERのデザインルールがほぼそのまま採用されている。

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