ホンダはS2000後継車の開発をスタートさせていた、2015年の発売予定

ホンダ

S2000の開発が再開、リーマン・ショックから復活

S2000は1999年から2009年まで販売されていたホンダのFRオープンスポーツカー。モデル末期には次期S2000へのモデルチェンジ計画も進められていたのだが、2008年のリーマン・ショックを受けて、開発は頓挫していた。今もなおホンダのミドルクラススポーツカーの枠は空いたままの状況だ。
それが最近になって、再びS2000後継車なる開発がスタートしていることが発覚した。
NSXに続き、次はS2000がリーマン・ショックからの復活を果たすホンダのスポーツカーとなりそうだ。
(写真はS2000、2007年モデル)
S2000

次期S2000の開発の障壁はコスト問題

S2000後継車のライバル車は86/BRZが挙げられるだろう。ただし、価格帯はS2000の方が上になるはず。エンジンタイプの可能性は、ハイブリッドを含めてまだ現段階では絞り込めないが、純ガソリンエンジンのFR車をまず第一候補として考える線が有力だ。
ただし、ホンダはこのクラスのFR車の生産から遠ざかっていたこともあり、流用できるコンポーネントが少ないことが開発の障壁になっているようだ。このことは86/BRZなどのライバル車に対して、開発・製造がコスト高になることを意味する。価格競争力の無い製品の市販化はスポーツカーと言えども難しいという現実がある。レジェンドのSH-AWDシステムの流用や、旧S2000用コンポーネントを改良することによる復活採用も探っているという。
(写真は2014年末から2015年初頭にかけての市販化が予定されているNSXのコンセプトカー)
NSXコンセプト
S2000後継車は、まだ具体的な形が見えてきていない段階ではあるが、発売時期として2015年頃が推測されている。

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