ホンダが二輪&四輪の融合、プロジェクト2&4 powered by RC213V画像
ホンダは9月17日に一般公開日を迎えたフランクフルトモーターショー2015でプロジェクト2&4 powered by RC213Vを初公開した。
(写真はプロジェクト2&4 powered by RC213V)
プロジェクト2&4 powered by RC213Vは、モデル名の通りMoto GPマシン RC213Vのエンジンを四輪車に搭載させたコンセプトカーとなる。左ハンドル仕様で右側には助手席が設定可能なように見えるが、軽量化のためか装備されていない。その車体重量は405kg。ボディサイズは全長3040mm×全幅1820mm×全高995mmとなる。
RC213VのV型4気筒の999ccエンジンをミドシップ搭載、最高出力215ps、最大トルク12kgm
プロジェクト2&4 powered by RC213VのエンジンスペックはV型4気筒の999ccで最高出力215ps/13000rpm、最大トルク12kgm/10800rpmというもの。これらはRC213V-Sのサーキット専用仕様に準ずる。ミドシップ搭載され、組み合わさるトランスミッションは6速DCTとなる。
このコンセプトカーの意図する具体的なものは明らかとなっていない。しかし、公道走行可能かサーキット専用かは別として、実は限定台数での市販化を目論んでいるのではと期待したい。
既に市販化された二輪のRC213V-Sは、最高出力159psにデチューンされながらも公道走行が可能で、2190万円という車両価格がつけられた。四輪のプロジェクト2&4 powered by RC213Vが市販化されるということになれば、これ以上の車両価格となることは間違いなく、新型NSXを超えるプライスとなりそうだ。