ホンダNSXの発売が約半年遅れる、日本発売は2016年春頃が予想される
ホンダのフラグシップスポーツカー、NSXの発売が延期されることになった。
NSX復活に向けての動きは、デトロイトショー2012でのアキュラ・NSXコンセプトの発表に遡る。そして欧州ではホンダブランドからもNSXコンセプトが公開され、日本市場を含めたグローバル販売が展開されることが明らかとなった。その後、デトロイトショー2015で市販プロトを発表するに至っている。
そして遂に2015年終盤に新型NSXの発売日を迎える見通しとなっていた。しかし、このスケジュールは約半年程度遅れることになる。
次期型NSXの新たなスケジュールは2016年の春頃の発売となる見通し。日本での発売日もこれと近い時期となるだろう。
先代NSXは熟練工による日本生産ということであったが、新型NSXは米国オハイオ工場で生産され世界各国にデリバリーされることになる。そこでの生産開始に向けたスケジュールが計画通り進んでいないことが発売が遅れる直接の原因となっている。
次期NSXはV6 3.5Lツインターボ、SH-AWDを搭載、システム最高出力は550ps程度
次期NSXに搭載されるメインユニットはV6 3.5Lのツインターボエンジンとなる。SH-AWDの採用ということで、左右独立のフロントモーターを含む3つのモーターアシストが加わる。トランスミッションとしては9速DCTを採用。システム最高出力は550ps程度になる。
次期NSXのボディサイズは、全長4470mm×全幅1940mm×全高1215mm。ホイールベースは2630mmとなる。