新型ジェイドの車両価格272万円から、2015年2月13日発売予定
ホンダの新型3列シートミニバン、ジェイドが2015年2月13日に発売日を迎える見込みとなった。既に新型ジェイドのティザーサイトもオープンしており発売日に向けて準備が進められている。
(写真は新型ジェイド、東京オートサロン2015ショーモデル)
新型ジェイドのグレードは2タイプ用意され、エントリーグレードのHYBRIDが消費税込み車両価格272万円から、装備が充実したHYBRID-Xが同292万円からとなる見込み。
パワートレインは1.5Lのスポーツハイブリッドi-DCDが採用され、これはフィットハイブリッドやヴェゼルハイブリッドと同タイプのシステムとなる。なお中国仕様でラインアップされた1.8Lの通常ガソリンエンジンモデルは日本仕様では導入されない。
ハイブリッド専用車ということを考慮しても、ストリームの後継モデルが272万円のスタート価格では割高感が否めない。後追いでの発売が噂されている低価格な1.5L VTEC-TURBO搭載モデルに期待をしたい。
ジェイドは大型センターコンソールと2列目キャプテンシートを採用、ストリームの方が使い勝手が良かった?
ジェイドのボディサイズは全長4650mm×全幅1775mm×全高1500mmということで3ナンバーサイズとなるが、室内の広々感はストリームよりやや劣る印象だ。フロントシート間のセンターコンソールが大きく、ラグジュアリーセダンのような落ち着いた雰囲気ではあるが、ストリームで採用された左右ウォークスルーは廃止された。
2列目シートは2座のキャプテンシートを装備。左右独立のV字スライドが拘りの機構となっており、一番後ろのスライド位置で中央寄り、一番前では窓寄りに座席がポジショニングされる。
3列目シートはやはり大人が着座するには狭く、近距離向けである。
ジェイドは、中国でバーリンホウと呼ばれる80年代以降生まれの少しワガママな一人っ子世代に向けて開発されたモデル。日本市場向けに開発されたストリームの完成度には及ばない印象を受けた。