フィットシャトルはマイナーチェンジで旧モデル販売を継続
来秋2013年9月には、ホンダ・フィットのフルモデルチェンジという大きなイベントがあるわけだが、そのワゴンボディ派生車のフィットシャトルは現行モデルベースの販売が続けられることになった。ただし、マイナーチェンジは今夏に受ける計画となっている。2013年8月22日に内外装リニューアルを中心としたニューモデル発表が行われ、翌8月23日から発売が開始される見込みだ。
(写真は現行フィットシャトルハイブリッド)
新型フィットの存在が取り沙汰された当初は、このフィットシャトルも同時にフルモデルチェンジするのではという予測もあったが、これは実現しないことになる。フィットシャトルが新型フィットベースにフルモデルチェンジされるのは、早くとも来年の2014年秋頃と見たほうがいいだろう。いずれにせよそう遠くないうちにフィットシャトルも新型へと切り替わるわけで、今回のマイナーチェンジもあまり大掛かりなものではないと予想する。
マイナーモデルチェンジ後のフィットシャトルは値上げ
フィットシャトルのマイナーチェンジの目的は、リニューアルによる販売促進というよりもむしろ値上げという側面が大きいと考える。新車両価格はHYBRID Cが184万円、HYBRIDが189万5000円、HYBRID スマートセレクションが199万円、この他の通常ガソリン車を含めた全グレードにおいて2.5~3万円程度のアップとなる。モデル末期の値上げということになるが、ハイブリッドワゴンで200万円未満という価格は、ライバル車種と比較してもまだまだお買い得感がある。
(写真はカローラフィールダーハイブリッド)
フィットシャトルよりも少し上級車種になるが、カローラフィールダーが今週にハイブリッドグレードを発売したばかり。その価格はベースモデルが208万5000円、ハイブリッドGが216万5000円となり、フィットシャトルの方が20万円以上安いことになる。