フィットがマイナーモデルチェンジ予定、RSで1.0L VTEC-TURBO導入の可能性

ホンダ

後期型フィットが今春より予約開始、フェイスリフトでイメージ一新

フィットのマイナーモデルチェンジが2017年6月に実施される予定となっている。販売店でのオーダー受付は4月頃にもマイナーモデルチェンジを受けた後期型に切り替わることが見込まれる。

(写真は現行フィットRS)
フィットRS

現行フィットは2013年にフルモデルチェンジしたモデルで、販売期間が3年半を過ぎる時期にある。後期型に向けてフェイスリフトも実施され、シリーズを通してリフレッシュがかけられる。装備面では安全運転支援システムのホンダセンシングの採用で商品力を上げる。

フィットRS リアコンビネーションランプ

フィットRSに1.0L VTEC-TURBOを搭載させる可能性も、日本で生産できるのか

後期型フィットのパワートレインは、基本的にキャリーオーバーとなることが予想されるが、スポーツモデルのRSについては1.0L VTEC-TURBO搭載モデルの登場を期待する声もある。

ホンダ フィットRS

既に欧州市場に向けては、フィットに1.0L VTEC-TURBOが搭載されることが明言されている。英国のスウィンドン工場で生産される新型シビック5ドアには、1.0L VTEC-TURBOモデルがラインアップされており、このエンジンがそのままJAZZ(フィットの欧州名)に搭載されることが予想される。1.0L VTEC-TURBOは、最高出力129ps、最大トルク180Nm(18.4kgfm)というスペックとなっている。

(写真は欧州シビックに搭載される1.0L VTEC-TURBO)
シビックVTEC-TURBO 1.0

日本市場で販売される現行フィットRSのスペックは、1.5L NAエンジン搭載で、最高出力132ps、最大トルク15.8kgfmとなっている。これが1.0L VTEC-TURBOにリプレースされることになれば、出力は微減、トルクはアップ、車体重量はダウン、税金はダウンということで概ねメリットの方が多そうだ。

ただしホンダは、現在のところ日本市場向けに、1.0L VTEC-TURBO搭載車を導入していない。そこから1.0L VTEC-TURBOエンジンの国内生産を販売台数の少ないフィットRSだけのために行うというのも難しいのでは。やはり、後期型フィットRSは1.5L NAの継続か、あるいは英国から1.0L VTEC-TURBO搭載車を輸入するというのも可能性として考えられる。

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