次期シビックとされるホンダ・コンセプトCの日本発売はあるのか?

ホンダ

次期シビックがコンセプトCとして北京モーターショー2012に出展

ホンダは、2012年の北京モーターショーで2台のコンセプトカーをワールドプレミアさせていた。1台は次期ストリームとされるコンセプトS。そして、もう一台が次期シビックとして中国で市販されるコンセプトCである。
「C」には、Cool、Challenge、Chinaを込めたとしているが、もちろんCIVICを意味するものでもあるだろう。
次期シビック
ホンダ ブランドよりアキュラが似合いそうな押しの強いエクステリアデザインを持つCセグメントセダン。ボディ後半は、クーペ風のルーフラインが美しい。龍をモチーフにしたコンセプトモデルということで、フロントマスクにアクの強さを感じる。
シビック コンセプト
引き続きシビックの車名が使われるかどうかは未定。ボディデザインは100%中国側で行われており、それに相応しい新車名が命名される可能性もゼロではないだろう。
civic concept

次期シビック、日本発売の可能性は低い

このコンセプトCをベースにした次期シビックは、来年2013年に中国で発売される見込みだ。日本発売については、否定的が意見が多い。ホンダは、円高対策として日本国内の製造拠点を内需向けの軽自動車生産へシフトさせていく方針で、N BOX、N ONEと新型軽自動車を立て続けにデビューさせる。よって、次期シビックは日本生産ではなく、中国の東風ホンダによって現地生産されることになる。さらに、日本のコンパクトセダン需要は、すっかり縮小してしまっており、ホンダとしても日本仕様を発売するメリットを見出すのが難しくなっている。

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