ビートが復活、ホンダのスモールスポーツEVが東京モーターショーに出展

ホンダ

新型ビートが2年後のデビューに向けて開発中

ビートは1991年~1996年にかけて発売されたホンダのスモールスポーツカー。
軽自動車でありながらも、ミッドシップレイアウトが採用され、そのファンは現在でも多い。
そんなビートの後継とも言えるコンセプトカーが東京モーターショーにて出展される。
Small Sports EV(スモールスポーツEV)の名称で出展され、その名の通り電気自動車ということになる。
市販化に向けてはまず、軽規格のガソリンエンジンが搭載されたモデルが先行して、2013年のデビューを目標に開発が進められている。
さらにその後、EVとしての市販化も行われる予定だ。
また、ビート同様にオープンカーとしてのボディも引き継がれ、次期ビートには電動トップが採用される可能性が高い。

新型ビートも軽自動車規格になる

ビート後継車種について以前は、軽自動車を超えるボディサイズの可能性も残っていた。
しかし、今回の東京モーターショーで出展されるコンセプトモデルが、軽自動車の規格をわずかに上回る程度のボディサイズに収まることから、次期ビートも軽自動車として販売されることが決定的になったと言える。
ホンダは来月発売される新型軽自動車のN BOXを皮切りに、軽自動車のラインアップを強化していく。
ビート復活は、こういった軽自動車に重点を置いた経営方針の動きの一つでもある。

次期ビートもミッドシップは踏襲される

今回のコンセプトモデルは、EVということで出展されるが、実際の市販時期として想定される2014年~2015年頃に、EVの普及がどれぐらい進んでいるかについては、まだまだ否定的な部分が多い。
やはり、数年先程度の未来であれば、ガソリンエンジンの主役は続いているだろう。
このビート後継車種についても、ガソリンエンジンモデルがメイングレードになるはずだ。
ただ、このコンセプトモデルの駆動モーターがミッドシップに配置されていることから、ガソリンエンジンモデルについてもミッドシップとなることは、ほぼ確定したと言える。
ビートの復活について、次期モデルはFFになるのではという情報もあったが、今回のコンセプトモデルによって完全に否定されたことになる。

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