レクサス新型「GX550」が、2024年頃に日本発売されることが予想される。
従来型GX460は、ランドクルーザー150系プラドがベースのモデル。2023年後半にはプラドが新型250系に切り替わる見込みであり、その後、レクサス版のGXシリーズも新型「GX550」へのフルモデルチェンジが計画されている。「GX550」は、日本でも正規販売されることになりそう。
既に日本国特許庁での「GX550」商標登録が確認されており、国内販売に向けての準備が進められているようだ。
現行型GX460は、2009年にフルモデルチェンジ発売された2代目モデルで、北米、中国、中東などで販売されるものの、日本市場での正規販売には至っていなかった。
2023年1月開催の東京アウトドアショー、2月の大阪オートメッセでは、フルモデルチェンジが迫る従来型GX460をベースとした「GX OUTDOOR CONCEPT」が出品された。
メーカーブースから、国内販売されたことがないモデル末期車種をカスタマイズまで施して出品するというのは異例で、これには国内市場に向けてのメッセージが含まれると考えてもいいのではないか。250系となる新型「GX550」としての日本発売が実現しそうだ。
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新型GX550は、GA-Fプラットフォームを採用
フルモデルチェンジによって登場する新型「GX550」は、GA-Fプラットフォームが採用される。
GA-Fプラットフォームの導入は、ランドクルーザー300系が皮切りとなり、そのレクサス版となるLXシリーズにも採用され「LX600」が販売中となっている。今後、250系となるプラドへも導入が進められ、GXシリーズもこれに続くことになる。
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新型GX550には、V35A-FTS型とDirect Shift-10ATの採用予想
新型「GX550」には、V35A-FTS型のV6 3.5L ツインターボエンジンの搭載が予想される。
レクサスの現行ラインナップでは、「550」のモデルナンバーが与えられた車種が無いが、末尾にhが付かないことから、コンベンショナルエンジンであることは間違いないだろう。
また、V35A-FTS型は、発売中の「LX600」でも搭載されているが、「GX550」では、モデルナンバーの通り、パフォーマンスが下げられることが予想される。その分、環境性能は向上することになりそうだ。
トランスミッションは、LX600やランドクルーザー300と同様に、Direct Shift-10ATの採用が予想される。
GX550 日本発売 まとめ
- 「GX550」が日本国特許庁に商標登録済み
- 日本発売の予想時期は2024年
- 先行してプラドが2023年秋にフルモデルチェンジ、GXシリーズも一新へ
- 東京アウトドアショー、大阪オートメッセに「GX460 OUTDOOR CONCEPT」を出品
- 予想パワートレインは、V35A-FTS型+10速AT