ホンダのコンパクトワゴン、フリードプラスが2023年後半頃にフルモデルチェンジされる可能性がある。
現行フリードプラスは2016年に、3列シート装備のフリードと同時フルモデルチェンジ発売されたモデルである。フリードシリーズのフルモデルチェンジが2023年後半頃にもフルモデルチェンジを受けることが予想され、次期型にも2列シート車のフリードプラスが設定されることになるだろう。

フルモデルチェンジを受けても新型フリードプラスの基本コンセプトは変わらず
フリードプラスは、コンパクトな車体にラゲッジスペースを大きく取ったパッケージングを特徴とする。車中泊やキャンプが流行となるなかでは、特に注目されてきたモデルである。
通常フリードから、単に3列目シートを廃しただけでなく、荷物の出し入れがしやすいよう、テールゲートパネルとリアバンパーには専用デザインが採用されている。これにより、バックドアの開口面積はより大きく、開口部地上高はより低くなるようコストを掛けて、別設計されている。また、車中泊ニーズに応えるためにも、後席のフルフラット化がなされており、次期型でもアピールポイントとしてくるだろう。
こういった、日常やレジャーでの使い勝手を向上させる工夫は、次期フリードプラスにおいても期待したいところである。

フリードプラスのライバル、シエンタ ファンベースは2022年にフルモデルチェンジ予想
フリードプラスのライバルモデル、トヨタ・シエンタ ファンベースが先にフルモデルチェンジされる見込みで、これは2022年夏頃の発売となりそう。3列シートコンパクトミニバンの2列シート5人乗り仕様というコンセプトは、フリードプラスとシエンタ ファンベースで共有されている。
シエンタ ファンベースのほうも、トヨタ・ヤリスからスタートした最新技術が導入される見込みで商品力を上げてくる。
フリードプラスは約1年遅れでフルモデルチェンジとなり、優位な価格と商品力でデビューすることになりそうだ。