トヨタの軽自動車、ピクシス メガが新発売、ダイハツから車体供給
トヨタから新型ピクシス メガが発売された。
（写真は新型ピクシス メガ）
ボディデザインを一目見て気付いた方も多いだろう。新型ピクシス メガは、ダイハツ・ウェイクのOEMモデルとなっている。
ピクシス メガで生産台数を維持、ウェイクの販売が早くも3千台ペースに落ち込む
ダイハツは2013年の東京モーターショーでDECA DECAコンセプトを発表。その市販モデルとして、翌2014年にウェイクを発売した。全高1835mm、室内高1455mmというボディサイズは、これまでスペース重視型軽自動車として人気が高かったタントを更に超えるものとなった。ただし、ウェイクの販売台数は2015年度に入ってからは月間3千台ペースに落ちており、目標の5000台に届いていない状況だ。
今回、トヨタエンブレムを付けてピクシス メガとしても販売されることで、生産台数が維持されることになる。なおピクシス メガの生産はダイハツ九州の大分工場で行われる。
（写真はダイハツ・ウェイク）
ピクシス メガの車両価格はNAエンジン搭載モデルが135万円から、ターボエンジン搭載モデルが162万円からに設定される。4WD車は12万4200円高となり、いずれもウェイクの車両価格に準じたものとなる。
軽自動車需要が高まる中、トヨタは2011年にダイハツからのOEM供給を受けることで軽自動車のピクシスシリーズ販売をスタートした。ピクシス メガはこれまでのピクシス スペース、ピクシス エポック、ピクシス トラック、ピクシス バンに続く5モデル目となり、軽自動車ラインアップを充実させている。
