新型CX-70が米国時間の1月30日に初公開となった。米国およびカナダでの2024年春の発売が予告された。
CX-70は、マツダのラージ商品群の第3弾となる。北米市場向けに開発された2列シートクロスオーバーSUVに仕上げられ、2022年より日本販売されてきたCX-60の全幅拡大版に相当する。
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マツダCX-70、新たな市場へ参入、電動化技術
CX-70の導入により、マツダは2列シートミッドサイズSUVセグメントへ新たに参入した。この動きは、市場の需要に応える形となる。米国におけるSUVラインアップは既に、「CX-90」「CX-50」「CX-5」「CX-30」というモデルが存在し、CX-70の追加によって更なる拡充が図られることとなる。
特筆すべきは、CX-70が採用する電動化技術である。全グレードでプラグインハイブリッドシステムまたはM Hybrid Boost(48Vマイルドハイブリッドシステム)が採用されている。
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CX-70の米国向けパワートレイン
米国市場向けのパワートレインには、3.3L直列6気筒ガソリンエンジン(ターボチャージャー付)にM Hybrid Boostを組み合わせた「e-SKYACTIV G3.3」と、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」の2種類が用意されている。後輪駆動ベースの新世代アーキテクチャーと組み合わせることで、運転の楽しさと環境性能の両立を図っている。
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「Passion Pursuer」としてのCX-70
CX-70は「Passion Pursuer(情熱の探求者)」というコンセプトで開発された。これは、好きなことや興味があることに挑戦を楽しむ、活動的なお客様をターゲットにしている。スポーティなデザインと実用的な荷室空間の組み合わせが、このコンセプトを体現している。