次期Z4は2018年フルモデルチェンジ見込み、コンセプトモデルが遂に公開
BMW コンセプトZ4は先月8月に米国で発表があったばかり。本国ドイツ開催のフランクフルトモーターショー2017でも車体公開され、欧州プレミアを果たした。
2018年の発売が予想される次期Z4であるが、トヨタ次期スープラと兄弟車になるということで、日本のファンからも注目度は高い。次期Z4はオープンカーで、次期スープラは通常クーペ。エクステリアやインテリアのデザインはそれぞれが専用設計となるが、プラットフォームは共通化されることになる。
次期Z4はZF製トランスミッションとiDrive採用、キドニーグリルは横長タイプを踏襲
コンセプトZ4は2ペダル式でパドルシフトが採用された。シフトノブ周辺は他の現行BMWのモデルに近いデザインであることからトランスミッションはZF製となることが予想される。その横にあるiDriveコントローラーのダイアルも確認され、ナビゲーション関係についてもトヨタ側からの技術供与の可能性は低そうだ。
今回のフランクフルトモーターショーではBMWの次世代モデルとして、コンセプトX7とi ビジョンダイナミクスも出品され、縦長キドニーグリルという新しいデザインを確認することができた。否定的な意見も多く見受けられる縦長キドニーグリルであるが、次期Z4では横長キドニーグリルの採用となりそうだ。
縦長ヘッドランプはLED六角形リングが縦に並び、BMWラインアップの中でも特徴的である。
リアコンビネーションランプは非常にシャープでこれも新しいデザインだ。