Z4プロダクションモデル発表の可能性、ティザー画像公開
BMWはペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018が開催される8月23日に、新型プロダクションモデル、M850iクーペ、コンセプトM8グランクーペを出品する予定である。
なかでも注目されるのは新型プロダクションモデルで、BMWはティザー画像1点を公開。これは次期Z4の市販型ではないかと期待が高まっている。
フロントデザインはコンセプトZ4とは少し異なる表情も
ティザー画像は、キドニーグリルの左上部にフォーカスされたフロントの拡大写真である。白黒斑模様の偽装シートが貼られており、実際の開発テスト車両であることを思わせる。
グリルパターンは、メッキ塗装された縦方向のドットラインが特徴的。ブラックアウト部の中には、クロスの網目模様もある。これらは既に公開されているコンセプトZ4と同様のデザインである。
ただし、コンセプトZ4ではキドニーグリルの2つの穴を囲むフレームパーツがごく薄いものであったが、これは他のBMW車種同様に厚みのあるものに置き換わっている。ヘッドランプデザインもコンセプトZ4から進化を遂げているという情報もある。いずれもフロントの表情を大きく左右するパーツであり、Z4市販型はコンセプトとはいくらか違ったイメージで登場するかもしれない。
今回の新型Z4は、2019年のデビューが予定されているトヨタ次期スープラとプラットフォーム共用される。パワートレインについてもラインアップの大部分が共通化されることが見込まれており、直6 3.0L、直4 2.0L ハイパフォーマンス、直4 2.0L ノーマルの3種類のガソリンターボエンジンの搭載が予想される。