BMW X5のディーゼル版、xDRIVE35dが日本導入

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BMWのSUV、X5にディーゼルエンジンモデルが追加

BMW X5のクリーンディーゼル搭載モデルとしてxDRIVE35dが日本市場に導入される。ボディサイズは、全長4860mm×全幅1935mm×全高1775mm、ホイールベース2935mm、車両重量2220kgと、日本では、どちらかといえば大型の部類に入るSUV車である。
ガソリンエンジンモデルは、2007年から2代目X5として、日本でも販売が行われている。2010年には改変を受け、V8 4.4LターボのxDrive50iと、直6 3.0LターボのxDrive35iの2タイプのガソリンエンジンモデルがラインアップしている。

BMW X5のディーゼルエンジンモデルは燃費が良い

BMW X5
今回導入されるクリーンディーゼル版のX5 xDRIVE35dには、直6 3.0Lにターボが付いたディーゼルユニットが搭載される。コモンレール式の高圧直噴を採用することで最新の排出ガス規制に対応。また、可変ジオメトリーターボを採用し、過給圧を繊細にコントロールしている。また、トランスミッションとしてはガソリンエンジンモデルと同じ8ATが採用されている。
これら最新のクリーンディーゼルテクノロジーを採用している効果もあり、JC08モード燃費は11.0km/Lとなっている。このカタログ燃費は、X5の大柄なボディを考えればかなり優秀。従来のディーゼルエンジンは、市街地走行の燃費性能は不得意とされてきたが、xDRIVE35dでは実用燃費9km/L前後でやりこなす。高速巡航では14km/Lという数字も出ている。さらに燃料は軽油であるから、ハイオクガソリンよりも20%程度安い。このクラスの高級SUV車が、標準的な2.0L車とさほど変わらない燃料費で済むというのは意外だ。
もちろんディーゼルエンジンならではのトルクフルな走りも楽しめる。最大トルクは55.1kgmを発揮し、0→100km/hタイムは7.6秒を誇る。

そんなBMW X5 xDRIVE35d ブルーパフォーマンスの車体価格は839万円。
最新のクリーンディーゼルの採用ということで、エコカー補助金とエコカー減税対象車にもなっている。

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