BMW X4コンセプトが上海でワールドプレミア
BMWは2013年4月20日から開幕した上海モーターショーでX4コンセプトを初公開した。BMWのXシリーズと言えば、1999年に発売されたX5以来、高い人気を誇るクロスオーバーSUVシリーズである。X5のクーペ版としてX6がラインナップされていることから、より小型のX3にも同じクーペ版の販売を望む声は少なくない。今回発表されたX4コンセプトは将来X4として市販化に向けて最終段階に入っており、このまま大幅なデザイン変更がされることなく一般発売される。
X4市販車は、パワートレイン、内装など大部分がX3と共通化されるだろう
BMV X4コンセプトのディメンションは、全長4648mm×全幅1915mm×全高1622mm、ホイールベース2810mmとなっており、X3との比較では全高が53mmも低く設定されているのが特徴的である。車体を見てみると、クーペというだけあってルーフが後ろ斜めに傾いているのがはっきりとわかり、X3とは一線を画したスポーティな雰囲気を強く感じる。ただし、リアドアはしっかり装備されている。
BMV X4コンセプトのパワートレインに関する詳細は未公表だが、市販化される際にはX3と足並みを揃えるだろうというのが大方の予想である。ちなみにX3日本仕様にラインアップされているエンジンは、3.0L直6ガソリンターボ、2.0L直4ガソリンのNAとターボ、2.0 直4ディーゼルの4種類となっている。インテリアについてもX3のデザインが引き継がれるだろう。
X4の市販車モデルは米国サウスカロライナ州スパータンバーグ工場で製造されることがすでに決定しており、2014年中の発売が計画されている。