ミニクーパー クラブマンはフルモデルチェンジでさらに大型化、Cセグメントサイズに
今月開催されたジュネーブモーターショー2014で、ミニは最新作のMINI CLUBMAN CONCEPTを発表した。
本モデルはコンセプトモデルとしながらも市販型に近い形での出展となり、実質的には次期ミニクーパー クラブマンのボディそのものと考えられている。
ボディサイズは全長4223mm×全幅1844mm×全高1450mmと大型化を果たした。全長方向では現行ミニクーパークラブマンから26cmの延長となる。特に1.8mを優に超える全幅については「ミニと呼べない」というファンからの声が聞こえてきそうだ。
VW・ゴルフ、プジョー・308らを代表とする欧州Cセグメントハッチバックカーと完全に肩を並べる大きさとなった。
次期ミニクーパー クラブマンはリアドア完全装備の6ドア仕様に、テールランプも新デザイン
現行のミニクーパー クラブマンではボディ右側に観音開きドアが採用されていたのがアイデンティティの一つでもあったわけだが、次期モデルでは大きくなったボディサイズに合わせ、オーソドックスに左右リアドアが装備された。通常の5ドアハッチバックカーを扱うのと大差ない実用性が与えられたことになる。
ただし、荷室用のバックドアは2枚の観音開き式となっており、ここでは個性を貫き通した形となった。
新しくなったリアコンビネーションランプも大きく変化を感じられる部分である。歴代ミニシリーズでは小さなヒップに合わせるかのようにコンパクトなランプ類が縦型に配置されるケースが多かった。次期クラブマンではワイドで大型のテールランプが持たされることでリアビューでの存在感を増している。
