アウディ A6アバント日本版がFMC、欧州プレミアムワゴン

アウディ

A6アバントがフルモデルチェンジ

アウディA6アバントの日本版が先月の2012年2月にフルモデルチェンジを受けた。
既に欧州で昨年の2011年11月にデビューしたモデルとなるが、これが日本にも3ヶ月遅れで入ってくることになる。
A6セダンの方は、これよりも前にフルモデルチェンジし日本に導入されていたが、こちらのアバントの方がセダンよりも好みとするファンは多い。
歴代A6アバントを思い返しても、ワゴンボディによる積載能力の高さというよりも、セダンモデルを凌ぐプレミアム性をアピールとしてきた部分が感じられる。
新型A6アバントの価格は640万円からで、セダンの610万円からよりも30万円高くなる。
A6 アバント 2012

写真は1月の大阪モーターショーで出展された右ハンドル仕様のAudi A6 Avant。
左右上端角が面取りされたアウディの新型シングルフレームグリルを採用。
フロント回りのデザインについては、セダンとの違いは感じられない。

新型A6アバントは、2.8FSIクワトロ、3.0TFSIクワトロの2タイプ

新型A6アバントのボディサイズは、全長4940mm×全幅1875mm×全高1495mmでセダンと大きな違いはない。
日本仕様のエンジンは2タイプ設定され、V6 2.8Lエンジンを搭載した2.8 FSI quattro と V6 3.0Lエンジンにスーパーチャージャーを装備した3.0 TFSI quattroが用意される。
quattro(クアトロ)の名の通り、両グレードともフルタイム4WDによる駆動方式になっている。
トランスミッションは7速のSトロニックで両グレード共通の装備となる。

また、最近のアウディ車に普及が進んでいるスタートストップシステム(アイドリングストップ機構)が、このA8アバントにも装備される。
これによりJC08モード燃費は、2.8Lモデルで11.8km/L、3.0Lモデルで11.0km/Lとなる。

価格は、2.8FSIクワトロが640万円から。これに対し3.0TFSIクワトロが225万円アップの865万円で、ライバル車としてはメルセデスベンツ・Eクラスワゴンやボルボ・V70あたりになるだろう。

タイトルとURLをコピーしました