アウディA3シリーズのセダンモデルを上海モーターショーで発表
アウディは、今春開催された上海モーターショー2013でA3セダンおよびS3セダンを初公開した。
アウディA3シリーズといえば、昨年2012年のジュネーブモーターショーで新型A3 3ドアハッチバックモデルのワールドプレミアを皮切りに、5ドアハッチバック及びこれらのS3モデルをラインアップしてきた。今回は4ドアセダンのワールドプレミアということで、その発表の場としてプレミアムセダンの人気が世界で最も熱い中国市場の上海が選ばれた。
リアテールランプは新デザイン、S3セダンは2.0TFSIを搭載
A3シリーズは、VW・ゴルフと同じMQBプラットフォームを採用し、MMI(Multi Media Interface)というラジオ・音楽・ナビなど車内の情報環境を統合的に直感的に操作できるシステムを採用したということで話題となっていた。
今回は4ドアセダンということで、トランクが付くリア周辺に新たなデザインが見られる。大まかにはこれまでのアウディのデザインルールに則ったものであるが、リアコンビネーションランプの内側の角が鋭くなっているあたりは、アウディ車全体としても新鮮さを感じた。
(写真はS3セダン)
また同時公開となったS3セダンは、A3セダンの高性能バージョンとしての位置付け。ボディは基本的にはA3セダンと同じで、パワートレインには、他のS3モデルと同様に2.0TFSIという高出力エンジンが搭載される。
このエンジンは、直列4気筒2.0Lの直噴ガソリンターボエンジンで、最大出力300ps、最大トルク38.7kgmというスペック。0-100km/h加速は4.9秒、最高速はリミッター作動の250km/hとしている。