新型デミオ発表、日本仕様に1.5Lディーゼルあり、ガソリンは1.3Lのみ
本日2014年7月17日マツダのコンパクトカー、デミオのフルモデルチェンジが公式に発表された。エクステリア、インテリアの画像も公開され、今春のジュネーブモーターショー2014で発表されたコンセプトカー HAZUMIをベースとしたデザインが明らかとなった。
デミオディーゼルは国内のハイブリッド勢と競合、安い車両価格に期待
新型デミオの生産は山口県にあるマツダ防府第1工場でスタートした。
搭載されるパワートレインは、SKYACTIV-Gとして1.3Lと1.5Lのガソリンエンジン、SKYACTIV-Dとして1.5Lのディーゼルエンジンが用意される。このうち日本市場向けには、SKYACTIV-G 1.3とSKYACTIV-D 1.5がラインアップされる。
特に新世代ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.5については注目度が高い。マツダは他車種においてSKYACTIV-D 2.2を市場投入しており、とりわけCX-5とアテンザにおいては受注台数のほとんどがディーゼルを占めるほどの販売実績をあげている。
SKYACTIV-D 1.5は、好評であったSKYACTIV-D 2.2をコンパクトカー向けにダウンサイズして開発されたものとなる。2.2Lモデル同様にNOx後処理装置を不要としていることから、ディーゼルエンジン車としては非常に低価格になることが想定される。
新型デミオは、トヨタ・アクア、ホンダ・フィットハイブリッドといったハイブリッド勢、あるいは日産・ノートやVW・ポロといったダウンサイジングターボエンジン車と競合することになりそうだ。