ジープ新型レネゲード、B-CセグメントのコンパクトクロスオーバーSUV
ジープ・レネゲードが今月3月に開催されたジュネーブモーターショー2014で発表された。現在、ジープブランドはフィアットクライスラーグループによって生産販売されている。この新型レネゲードのプラットフォームはスモール-ワイド4×4アーキテクチャーがベースになっており、これはフィアット500Lなどと共通化される。
ボディサイズのデータを手にすることができていないが、B-CセグメントのコンパクトSUVのカテゴリーに属することになり、全長は4.2m前後といったところだ。環境志向が強まるなか、このコンパクトSUVのセグメントにジープブランドも参入することになる。
レネゲードのエクステリアデザインは丸型ヘッドライトと大型の縦桟グリルが特徴的
新型レネゲードのエクステリアはコンパクトなボディを感じさせない大胆なフロントデザインが特徴的である。近年の特にレンジ・ローバー・イヴォーグ以降のSUVデザインは、切れ長のヘッドライトがトレンドになっていると考えている。ジープブランドでもグランドチェロキーのマイナーチェンジでは、こういったトレンドを取り入れる動きも見られた。しかし、新型レネゲードでは敢えて古典的でジープらしくもある丸型ヘッドライトが採用された。大型の縦桟グリルも健在で小さなボディながらもこれがジープであることを主張するデザインとなっている。
今回の新型レネゲードのワールドプレミアは欧州での発表ということもあり、特に日本市場に向けてのアナウンスは無い。ただし、世界100ヶ国以上で販売されるグローバルモデルとして計画されており、日本発売の動きに注目していきたい。