スズキ新型セレリオをジュネーブで公開、オートギヤシフト搭載、日本発売は?

スズキ

スズキ新型セレリオがインドに続きジュネーブでも公開、欧州仕様は充実装備

スズキの新型コンパクトカー、セレリオ(CELERIO)が今月2014年2月に開催のデリーモーターショーで公開された。これはインド市場をメインとする新興国向け車種と考えていたが、来月2014年3月に開催のジュネーブモーターショーでも出展されることとなった。欧州市場に向けた商品作りがなされるということで、日本への輸入販売も期待したいところだ。

セレリオ

セレリオには新開発トランスミッションのED DRIVEを搭載、低価格車のAT化

セレリオは、スイフトあるいはスプラッシュといったBセグメントカーと軽自動車ベースのアルトとの間を埋める車種として開発された。スズキのグローバルラインアップには新興国向け車種のAスターがあるが、その後継車種という見方もできるだろう。セレリオがこのAスターと同じポジションを引き継ぐとするなら、セレリオ日本発売の実現性はやや厳しいか。

セレリオが国内発売されるということになれば、トヨタ・パッソ、日産・マーチ、三菱・ミラージュなどが競合車種として挙げられる。

セレリオ ジュネーブ

セレリオに搭載される新開発のオートギヤシフト、EZ DRIVEは注目に値するものである。これはシングルクラッチの自動変速機で、デュアルクラッチ式やCVTあるいはトルコンATと比較してシームレスな変速は一般的に不得意とされるが、軽量低価格でダイレクトな加速感を得ることができる。燃費性能もマニュアルトランスミッション並を実現している。

セレリオの日本発売は難しいかもしれないが、この新開発トランスミッションを搭載した超低価格軽自動車の実現に期待したい。

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