208GTiの日本発売が開始、1.6Lターボエンジンはパワーアップ
プジョーのコンパクトハッチバック車、208シリーズが昨年2012年より販売されている。その上級グレードとして、これまで日本市場に未導入であった208GTi、208XYの販売が今月2013年7月から始まった。
写真は昨年2012年のパリサロンで公開された208GTi。3ドアボディ、6速MTのみの設定となる。多くのBセグメントカーが生活感を漂わせる中、この208GTiに関しては特にスタイリッシュなプレミアムカーといった印象が強い。
208GTiに搭載されるパワーユニットは1.6L DOHC直噴ターボエンジンということで、ここまでは208シリーズのスポーツモデルとしてラインアップしてきた208GTと同じ。ただし208GTiでは、最高出力は156psから200psへ、最大トルクは240Nmから275Nmへと大幅なスペックアップを果たしている。価格は299万円からの設定。
208XYはスポーツと上質感のバランス型、価格設定も絶妙
こちらの写真は208XYで、同じくパリサロン2012で出展されたもの。
208シリーズの中でもラグジュアリーな仕様であることは一見しただけで感じ取ることができる。エンジンとしては1.6Lターボの156ps版を搭載し、トランスミッションは6速MTのみということで、実は208GT相当のパワートレインが採用されている。高級プレミアムコンパクトカーの雰囲気を持ちながらもホットハッチらしき走行を十二分に楽しめる仕様というわけだ。この208XYも3ドアボディのみ。車両価格は269万円と、208GTiより30万円安く設定されている。
