ストリームは中国で先行発売、日本仕様はハイブリッド搭載
現行ストリームは、2代目モデルとして2006年から販売されており今年2012年で6年目を迎える。そろそろフルモデルチェンジについての情報も出てきている。
2012年4月の北京モーターショーでは、ホンダはコンセプトSを公開した。そこで、次期ストリームのエクステリアデザインについての概形を知ることができた。そして、来年2013年には、コンセプトカーではない市販モデルの発表が計画されており、その後順次販売が開始されるということだ。まずは、中国での発売が先行して行われ、残念なことに日本での発売は、まだまだ先の2015年頃の計画となっている。
今年の2012年4月には、現行ストリームのマイナーチェンジがあり、RSZグレードのみに絞られた販売体制となった。この大幅なラインアップの縮小は、フルモデルチェンジが近い将来にあることを予感させるものであったのだが、それはどうやら期待外れだったようだ。
ストリームハイブリッドの他に2.0Lエンジンもラインアップ
中国版ストリームが先行発売されるものの、エンジンには現行ストリームからのキャリーオーバーであるR18A型がそのまま搭載される。この中国仕様のモデルを現在の日本で新型車として販売するには、環境仕様があまりにも古過ぎるだろう。日本仕様の次期ストリームは、新型1.5Lハイブリッドエンジンと改良版2.0Lエンジンの2タイプが用意される見込みだ。
この1.5Lハイブリッドだが、従来型1モーター式IMAハイブリッドの進化版が採用されるのか、あるいは次期ステップワゴンから搭載される2モーター1クラッチ式ハイブリッドになるのかは今のところ不明だ。今後の情報を待ちたい。
次期ストリームの生産は、狭山製作所と寄居工場で行われる。
中国市場メインで進められている次期ストリームだが、中国製が日本に輸入されることはなさそうなので安心して欲しい。