ダイハツ・ブーン、2022年8月の一部改良が最終型か、フルモデルチェンジせずに廃番の可能性
ダイハツの小型車ブーンが2022年8月に一部改良を受けた。ただし、商品内容に大きな変更は無く、大々的な発表はされていない。法規対応のみで、1万円の値上げとなった。
姉妹車種のトヨタ・パッソも同様の値上げが実施された。
フルモデルチェンジによる新型登場も期待されたが、これは実現しない可能性がある。カタログ落ちとなる見方が強まっている。
ダイハツ・ブーン 価格表(2022年8月)
グレード | 消費税込み車両本体価格(円) | |
2WD | 4WD | |
ブーン 特別仕様車STYLE“ホワイトリミテッド SA Ⅲ” | 1,649,000 | 1,848,100 |
ブーン 特別仕様車STYLE“ブラックリミテッド SA Ⅲ” | 1,649,000 | 1,848,100 |
ブーン STYLE“SA Ⅲ” | 1,561,000 | 1,760,100 |
ブーン CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” | 1,737,000 | 1,936,100 |
ブーン CILQ“SA Ⅲ” | 1,572,000 | 1,771,100 |
ブーン X“Lパッケージ SA Ⅲ” | 1,385,000 | 1,584,100 |
ブーン X“SA Ⅲ” | 1,275,000 | 1,479,600 |
ダイハツ・ブーン 一部改良の内容 (2021年4月)
ブーンは2021年4月1日にも一部改良が実施されていた。
新型ブーンは、全グレードで安全装備を強化し、ボディカラーに新色が設定された。グレード体系が整理され、全グレードにスマートアシストとオートライトが標準装備された。また、「ブーン」X “LパッケージSAⅢ”にLEDヘッドランプが標準装備されるなど安全性が向上した上で、一部装備が見直されるものの、価格は据え置きとなった。
ボディカラーも一部変更し、新たにターコイズブルーマイカメタリックが追加された。
ブーンシリーズの全グレードに実施
・ 14インチフルホイールキャップの意匠変更
・ オートライトを標準装備
・ ボディカラー(モノトーン)にターコイズブルーマイカメタリック<B86>を設定
通常ブーンに実施
・ X“SAⅢ”とX“LパッケージSAⅢ”にグレード集約
・ X“SAⅢ”にリヤスモークドガラスとシルバードアアウターハンドルを標準装備
・ X“LパッケージSAⅢ”にLEDヘッドランプとシルバードアアウターハンドルを標準装備
・ 後部座席を一体可倒シート化
・ クォーターガーニッシュの黒材着化
ブーン シルクに実施
・ “GパッケージSAⅢ”メーカーオプションの15インチアルミホイールの意匠変更、14/15インチアルミホイールのセンターキャップを黒塗装化
・ ボディカラーにジューシーピンクメタリック<R73>、ジューシーピンクメタリック×ホワイト<XG7>、ターコイズブルーマイカメタリック×ブラックマイカメタリック<XH6>を設定
ブーン スタイルに実施
・ “ホワイトリミテッドSAⅢ”と“ブラックリミテッドSAⅢ”にメッキドアアウターハンドルを標準装備
・ “SAⅢ”メーカーオプションの14インチアルミホイールのセンターキャップを黒塗装化
・ ボディカラーにブリリアントカッパークリスタルマイカメタリック<T33>を設定
・ ブラックリミテッドにターコイズブルーマイカメタリック×ブラックマイカメタリック<XH6>、ブリリアントカッパークリスタルマイカメタリック×ブラックマイカメタリック<XG2>を設定